大学時代の彼は、束縛・脅迫の最低男。
初めての彼氏は高校2年の時でした。
彼とは直接会うと緊張して会話が弾まず、メールでは話せるけど…って感じで長続きせずでした。
それでもテスト期間中に2人で勉強したり、一緒に帰ったり、映画を見に行ったりしましたが、「付き合う前の方が楽しかった」と言われ3か月で別れました。
2人目は大学3年生の頃です。
居酒屋でアルバイトをしていた私に連絡先を渡してきました。
その時、私が失恋したばかりだったので、勢いで渡された連絡先にメールをしてから、彼からの猛アタックで付き合い始めました。
同い年でしたが、彼はもう働いていたので、なかなか会うリズムは合いませんでしたが、頑張って合わせて週6は会っていました。
それから順調にいっていましたが、彼は嫉妬しやすく、「遊びにいってくる」と言ったら「男おるんやろ」と言ってきたり、親でもないのに門限を決めてきたりと、束縛が始まりました。
そこから喧嘩が絶えないようになり、別れたいと伝えると、「別れるんやったら死ぬ」など言ってきたり、一晩中電話で「こうなったのはお前のせいや」など言われました。
身の危険も感じ、さらには家族にまで危害を加えると言い出したので、市の女性相談所にも行き、家族にも話し、なんとか別れることができました。
約1年付き合っていました。
この彼と付き合って、周りの友達に言われ気づいたことは、尽くすタイプだったことです。
彼の言うことや望むことは、基本的に全部彼の言う通りにしていたので、それが原因で最後まで彼が私にすがりついいていたと思います。
さらに、私は嘘を言われても、嘘と見抜くことができず、素直になんでも聞いてしまうことがその時は悩みでした。
それから今の旦那と出会うまでは、街コンや婚活バー、友達に紹介してもらったり、積極的に動きました。
いつかは結婚できるだろう、と思っていた。
特に焦りはありませんでした。
周りの友達もあまり結婚していなかったり、彼氏がいなかったりする子が多かったのが一番の理由です。
次に、彼と別れる姿が想像できず、「いつかは結婚するんやろな」と思っていました。
旦那との初対面の場。私が気になったのは旦那の友達(笑)
初めて今の旦那の名前を聞いたのは、友達との旅行の新幹線の中でした。
友達はその時彼氏がいましたが、旦那に言い寄られている、という相談をしてきたのが初めです。
「彼氏おる子に言い寄るとかどんな奴ねん!」と友達を諦めてもらおうという気持ち半分、好奇心半分で 友達に「そも人に会ってみたい」と言い、私、友達、旦那、旦那の友達の4人で後日ご飯に行くことになりました。
待ち合わせ場所で会った旦那の第一印象は「おしゃれな人だなあ。」でした。
ご飯を食べ始め、話も盛り上がってきました。
その時よく話していたのは、旦那の友達で、旦那は全く話していませんでした。
でも、旦那と旦那の友達が話している内容は面白く、「面白い人たちだなあ」という印象でした。
この時私は、旦那の友達の方が気になっていました。笑
出合って2ヶ月。初めてのご飯の時に付き合うことになった。
ご飯も食べ終わり、解散になったとき、私の友達以外は方向が一緒でした。
方向は一緒でしたが、私だけ違う電車だったので、旦那とその友達は改札まで送ってくれました。
家に帰り、お礼を言わないといけない、と私の友達に旦那の連絡先を聞きました。
本当は旦那の友達の連絡先を聞きたかったのですが、彼女がいたのでやめました。
「今日はありがとうございました!」とお礼を旦那に送り、LINEのやりとりが始まりました。
私は基本的にLINEを止めたりしません。
旦那もそうだったのか、毎日LINEするようになりました。
その内に、私も旦那もゲームが好きなことがわかりました(好きなゲームのジャンルは違いましたが)。
ある日、突然旦那から電話がかかってきて、びっくりしました。
特に用があるわけでもなく、一人暮らし中の旦那は仕事から帰ってきて一人だから暇で、 話し相手が欲しい、という感じでした。
が、私を勘違いさせるには十分なきっかけでした。
会話も弾み、夜の電話が日課になっていました。
ゲームの話をしたり、漫画の話をしたり、彼の友達の話を聞いたり、たくさんの話をしました。
楽しく笑かしてくれる旦那のことが、私は気になっていました。
そして、いつもの通り電話していると、突然、 「1回しか会ったことないけど、気になるってあかんかなあ。」 と、旦那が言いました。
私はもう気になっていますけど!と思いつつ、 私も旦那も、1回しか会ったことないことに引っかかっていて、 お互いその時には気になっていることだけを伝えた形でしたが、両想いなのはわかりました。
なので、今度は2人でご飯を行く約束をしました。
旦那は土日が休み、私はシフト制だったので、休みを合わせ、 出会って2か月後に初めて2人でご飯に行きました。
私の仕事終わりを待ってもらい、夜に待ち合わせの駅に向かいました。
バイクで迎えに来てくれて、その後ろに乗り、ご飯を食べに行きました。
ご飯を食べた後、時間がまだあったので、一人暮らしをしている彼の家にお邪魔しました。
2人で電話と同じように話していました。
会話がひと段落した時、 「僕の彼女になってください」 と言ってくれたので、嬉しくてにやけながら 「こちらこそよろしくです。」 と言って、付き合い始めました。
別れたい、と思ったことは一度もなかった
私は、別れるところが想像できなかったのが1番です。
「別れたい」と思ったことが一度もなく、 喧嘩らしい喧嘩もしたことがなく、気を遣わずに一緒に過ごせていました。
旦那が決断した理由を聞いてみると、「胃袋つかまれた」と言っていたので ご飯を普通に作れてよかった!と思っています。
時間が経つにつれて、お互い結婚を意識していたと思います。
でも、旦那の仕事の試験が受かるまでは結婚しない、と言う話をしていたので 試験に受かるまで結婚を待っている状態でした。
が、同棲して妊娠したので、合格を待たずして入籍しました。
妊娠したのが最終的な決め手になりました。
結婚し、家族と違う苗字になることに寂しさを感じた。
結婚できて、「波に乗れてよかった」と正直思いました。
でも、家族に入籍を報告した時、母に「もう(旧姓フルネーム)はいなくなったんや」 と言われたときは、戸籍上に今までの自分はもういなくなって、家族と違う苗字になったことが すごく悲しくなって泣いてしまいました。
結婚できてよかった、と思う反面、 旧姓でなくなったことで、結婚するんじゃなかった、とも思いました。
相手の話に興味を持って、笑顔で聞くこと。
私が街コンや婚活バー、友達の紹介などで出会った男性にと話すときに意識をしてしていたことは、相手の方の好きなことや趣味などを聞き、とにかく笑顔で話を聞くことです。
聞き方にも注意していて、「へー」「ふーん」などの相槌でなく、 「へー!すごい!」と、相槌で褒めていました。
すると、男性ものってきて大体の方が、楽しそうにお話ししてくれていました。
そして、話を途中で遮らない、否定しないことにも気を付けていました。
お互い初めて会う人との会話になるので、最初は相手のことが何もわかりません。
だからこそ聞けることが沢山ある!とポジティブに考え、 聞いた内容から共通点を探していけば、こっちも楽しく話せるようになって 仲良くなれると思います。
「来るもの拒まず」の心構えで出会いを求めていたので、 出会って話して、自分が興味がなくても連絡先を聞かれたら必ず教えていました。
とにかく連絡を取って話しているうちに、良いところが見えてくることもあるだろうし、 やっぱり合わないな、と判断することもできるからです。
私の周りの友達は、彼氏できたことない子が何人かおり、 共通点を探してみると、みんなおしゃれすぎているのかな、と感じます。
もちろんおしゃれなのは素敵なことなのですが、 男性受けはしなさそうだなあ、と思うこともしばしばあります。
いくら口では「見た目じゃない、中身だ」と言いながらも 見た目からの情報が1番にくるので、適度に女性らしさを求めつつ自分に合った服装や髪型をするのがいいかな、と思います。
私ができててよかった!と思うことは 旦那の結婚の決め手になった料理です。
料理はできるに越したことはないと思います!