震災の日をきっかけに今の旦那様を好きになり結婚しました

男性の優しさが重く、恋愛に興味が持てなかった学生時代

 

過去旦那様を含めて6人の方とお付き合いしました。

 

どの方も短くて2週間、長くて半年というお付き合いをさせていただきました。

 

私が付き合う男性にはある特徴がありました。

 

それは学校の送り迎えをしたがるというものでした。

 

私が部活をしていて夜遅くになっても待っていてくれたりしてました。

 

有難いと思いつつ少し重いなぁと思っていたこともあります。

 

大事にしてくれてるのは分かってたのですが、なんとなくその行為が重いと感じ始めると『この人じゃないよなあ』と思い始めて別れていました。

 

自分に結婚は向いてないじゃないかと思うくらい、恋愛には学生の間に興味がなかったのも理由の一つです。

 

20歳で結婚し、すぐに出産・子育てを経験

 

結婚に関して焦りはありませんでした。

 

私は結婚したのが20歳の時だったので、誰よりも子供を授かるのが早かったからです。

 

ただ、子供ができたのは結婚してすぐだったため、結婚式を挙げておらず、そのまま出産・育児と追われ、あげれないままだったので、他の友人の結婚式に行くと、どうしても羨ましくなったことはあります。

 

なので子育てが落ち着いた2年後に遅めの結婚式をあげました。

 

東日本大震災の日、今の旦那と初めて言葉を交わした

 

今の旦那様はもともと職場の上司でした。

 

しかし私が入社した時は、旦那様は1年ほど出張に出かけられてて、お会いしたことはありませんでした。

 

初めてお会いしたのが2011年3月11日。

 

たまたま東日本大震災が起こった日に出張先から帰ってきて「初めまして」と会話を交わしました。

 

その時は普通の先輩としか思っておりませんでした。

 

一緒に仕事をする中で「好き」という感情が芽生え、ついに告白

 

旦那様は女性が苦手みたいで、私にも微妙な距離で接してきました。

 

ただ東日本大震災の影響で私たちの職場はその現場に行くことになり、大勢が東北に向かいました。

 

女性である私と出張から帰ってきたばかりの旦那様。

 

そして、数名が現場に残って日々できることをこなしてました。

 

そうなると一番下っ端だった私に指示を出し仕事を教えてくれる中心人物は今の旦那様になり、最初あった微妙な距離感もだんだんとなくなっていきました。

 

そうすると気づいたら「あ、この人のこと好きかも」と思うようになってました。

 

旦那様の同期の方にも相談して恋のキューピッドになってもらいました。

 

夏には北海道に出張があり、今の旦那様と私、旦那様の同期の方、さらには数名の上司が行きました。

 

期間は1か月だったんですが、旦那様の同期の方が休みの日には遊びや飲み会をセッティングしてくれたりしてました。

 

最後の休みには旭山動物園に二人で行けるようになってドキドキしてました。

 

動物園ではお揃いのキーホルダーを買ってくれたりもしました。

 

北海道から現場に戻った1週間後、私の方から告白をさせていただき、次の日に「とりあえず」という形でお付き合いが始まりました。

 

プライベートがない寮生活が結婚の決め手に

 

寮生活で同じ棟の違う階に旦那様は住んでいて、仕事でもそれ以外でもいつでも会えたのですが、何せほかの方もたくさん住んでいたのでプライベートがないことが結婚の決め手だったと思います。

 

仕事が終わり食事を終え寝るまでに仕事を準備をして、いつも屋上で会って話をしていました。

 

ただ付き合ってたカップルは私たちだけではなく他のカップルもいたので、屋上でブッキングしたりということもしょっちゅうでした。

 

あとは恋のキューピッドである旦那様の同期の方の勧めもあって結婚に至りました。

 

自分が「大好きだ」と思える人と結婚できて幸せ

 

結婚できて一番に幸せと感じました。

 

今までは何となく流されて付き合うことが多かった私ですが、自分から好きになり自分から告白した相手でしたので結婚まで出来るとは思いもよりませんでした。

 

周りから「絶対に結婚はしない。しても遅そう」と言われてたのでみんなの驚いた顔を見るのが楽しかったこともありました。

 

家事はなるべく結婚前に経験しよう

 

努力という努力はしてないですが、一番困ったことは料理でした。

 

私は小学校の時から高校卒業までずっとスポーツをしていて、家の手伝いというものをしてきませんでした。

 

部活から終わって家に帰ればご飯がある生活でしたし、休みの時はラーメンやソーメンを作って食べるくらいでした。

 

お弁当くらいなら卵焼き、ウインナーを焼いてあとは冷凍物をレンジで温めて弁当箱に盛り付けるくらいだったので出来ましたが、家庭の料理の仕方などほとんど知りませんでした。

 

なので、料理は結婚してからほぼ一から覚えてきました。

 

要領が悪く、一食作るのにかかる時間は1時間前後とものすごく時間がかかってました。

 

料理本と睨めっこしたりして一つずつ料理を覚えていきました。

 

今の時代社会人になっても実家から通ってる方も多いと思いますので、簡単な料理くらいは身につけておいた方が為になります。

 

「胃袋を掴む」という言葉もあることですし。

 

また料理以外の家事もできれば一通りできるようになっていて損はないと思います。

 

私は家事全くできません。

 

掃除などもどこから手を付けていいのかわからず放置してしまう癖があり、家の中がいつも汚いです。

 

旦那様は、片付けなんかも一緒にしてくれますが、一人になり家を見ると自分の出来なさ加減にうんざりします。

 

よく旦那様は黙って手伝ってくれるなと思うくらいに。

 

今はネット環境が普及してますので、出来ないことの方が少ないです。

 

結婚前に出来ないことはなるべく潰してから結婚に臨んだ方が後々楽になると思います。