
周りと自分を比較してしまい、ずっと自信が持てませんでした。
私は顔もスタイルもいたって平凡で、周りにいる子達が可愛いくてスタイルのいい子達ばかりで、ずっと自分に自信がなかったです。
そんな私ですが小学6年生の頃から中学2年くらいまで、ずっと好きだった男の子がいました。
その男の子はとても優しくて面白いみんなの人気者でした。
自分とは真逆な男の子に長年憧れに似た好意を持ちながら、結局何もできないまま中学2年の頃その男の子に彼女ができました。
その彼女が私の友達だったのですが、顔もとても可愛くスタイルも良く、自分とは真逆な女の子でますます自信がなくなり それ以降は人を好きになるのも自分を好きになるのもできなくなりました。
私を好きになってくれる人なんていない。
結婚に関しては焦りはありませんでした。
まだ若かったと言うのもありましたが、良い所なんて1つもない私を好きになってくれる人なんていないと本気で思っていたからです。
彼氏がいるって事すらも私からすれば程遠い事だと思っていたので、その先の結婚なんて考えた事もありませんでした。
私は、こうやって最後まで1人で生きていくんだろうと思っていましたし、友達や周りの人達からも そう言われていたので。
不器用だけど優しい彼に一目惚れでした。
出会ったきっかけは、私が働き始めたバイト先の先輩だったからです。
私の一目惚れでした。
無口でクールな人で 見るからに人見知りですって感じの人でした。笑
ですが慣れない職場で緊張していた私に誰よりも先に声をかけてきてくれたんです。
話していても目をあまり合わせてもらえなかったし、会話もたどたどしくて。笑
だけど 話の内容は全部私が話しやすいようにしてくれてるんだろうなって伝わるようなものばかりで。
不器用だけど、すごく優しい人で出会ったその日に好きになっていました。
彼がバイトを辞めた日の夜、私から電話で告白しました。
仕事中、まだまだ慣れていない私は、何度も分からない事を聞いたり失敗をしてしまったりばかりで、元々自分に自信がなかったのもあって絶対に仲良くなれないと思っていました。
ですが、私が困っていたら、それにいち早く気付いて必ず助けに来てくれていました。
私のミスで上司に怒られた時、何も悪くない彼も一緒に怒られてしまって、申し訳なさに後から謝罪した時は「気にしなくていい、ゆっくりでいいよ」と嫌な顔するどころか慰めてくれて、本当に優しい人でした。
しかし職場で業務の話しかしない先輩と後輩の関係、その関係を壊す事が恐くて動けずにいた私だったのですが、本当にたまたま私の友達と彼の友達が知り合いで、私の気持ちを知っていた友達の計らいで4人で遊ぶ事になりました。
その約束の日まで私は、必死にメイクやファッションを勉強しました。笑
当日はカラオケに行ったのですが、お互いに曲のセンスが合って 「あの人なこの曲がいい」 「今度この曲聴いてみて」と沢山話しました。
それまではお互い、敬語まじりな話し方だったけど、段々と敬語もなくなっていきました。
その日からのバイトの時間は業務以外にもたくさん話をするようになりました。
音楽の話や私生活の話、どんな話をする時もとても楽しかったです。
しかし そんな彼がバイトを辞める事になりました。
私はバイトで会う事がなくなれば彼との関係も終わってしまうんじゃないかと悩み、彼のバイト最終日に告白する事を決めました。
本当は、バイト終わりに直接、と思っていたのですが、緊張のあまり言えず仕舞いで。笑
夜に電話をしました。
「あの、本当は今日バイト終わりに言おうと思ってたんですけど…」 そんな入り方でした。
突然電話しただけでも驚いたはずなのに、出てみればそんな入り方で彼はすごく驚いた声でした。笑
「え、なに?」 「あの、実は…」 好きと言う一言を言うのにすごく時間がかかりました。笑
その間ずっと彼は待っててくれて 「好きです!」って思い切って伝えた時には笑われました。
「だいぶ長い沈黙やったな〜笑 ありがとう。 俺も好きです。」 この瞬間が私にとって今でも昨日の事のように思えます。
とても嬉しかったです。
付き合って2年で、彼と”家族”になりました。
結婚を決断したポイントは、私の事と同じくらい私の周りの人達の事も大事にしてくれるような人で、こんな人もういないと思ったことです。
結婚というよりは この人と家族になりたいって思ったからです。
付き合いだして2年程で、彼から「俺は○○と家族になりたい。けど自分のタイミングだけで決めていい事じゃないから、もし○○もそう思える時がきたら教えて」と言われました。
元々彼は家族関係が複雑な家庭で育ってきたのもあって、家族と言うものにすごく憧れ、とても大事に思っていました。
私の家族の事もすごく大切にしてくれて、私の両親達もそんな彼な事をすごく気に入っていました。
そんな彼だったからこそ私は悩む事なく結婚を決意しました。
友達の誰よりも早く結婚した。何があるかわからない。
結婚できて1番に思った事はやっぱり、幸せだなぁでしたね。
関係が変わった事への喜びもありつつ、あまり実感がわかなくもあり、しばらくは「結婚したんやなぁ」って私か旦那のどちらかがそう言っていました。笑
ずっと自分は1人で生きていくんだろうと思って生きていた私が、友達の間で誰よりも早く結婚した事実に「人生は何が起こるかわからない」って思いましたね。笑
内面はもちろん大事。でも内面を見てもらうために、外見も重要。
私は元々自分に自信がなく、好きな人にアピールも出来ずに、後悔する事ばかりでした。
ですが、旦那を好きになった時「同じ事の繰り返ししゃないか」「何もできなかったんじゃなく、しなかったんだ。そんな私は後悔できる立場にもいなかった」 「どうせ後悔するなら全てやりきってからにしよう」 そう思いました。
自分に自信がない、どうせやってもダメだ、それで良いんです。
無理に自信を持つ必要なんてないんだと思います。
ただ自信がないからで終わらすのは良くないと思います。
自信がないから○○しよう!
そうやって先に繋げていけるかが大事なんだと思います。
もともと完璧で自信がある人と全然だめで自信がない、それでも必死に努力をしている人、どちらが魅力的かと聞かれれば私は後者だと答えます。
そして、そう感じる人は決して少なくないと思います。
努力をすればする程、それが結果的に自信になるんだと思います。
そしてメイクやファッション。
結婚相手として選ばれるのは中身も大事ですが、まずはそこまで行くまで必ず見られる見た目。
私はずっと自分がなりたいと思う顔に寄せたメイクをしたり、流行にあった洋服を選んだりしてましたが、それをやめました。
自分の顔に合うメイク、自分に合う服装を徹底的に研究しました。
結果的に旦那には、後者の方が良いと評価されました。
必ず自分に合うものがあります。
それを極める事が綺麗な人への近道だと思います。
そして最後は、これは私個人の考え方ですが、あまり結婚にこだわり過ぎない事だと思います。
結婚したい結婚したいって思ってしまうと、相手を良いように見てしまい、結婚後苦労してしまう事も多のではないでしょうか。
また、 男性は女性より 「結婚<遊びたい」って言う生き物だと思うので、あまり女性から 結婚!結婚!ってアピールしちゃうと息苦しくて逃げてしまう事もあるんじゃないのかな、と思います。
程よく見守るくらいの方が絶対に 良い印象を持ってもらえると私は思います。