
無理して、頑張って、4年お付き合いした。
学生時代は、付き合うことが面倒になってしまうことが多く、1人と長く続かないタイプでした。
自分はこれでは誰と付き合ってもうまくいかないと反省し、「長く付き合えるようにならなければ」と思うようになりました。
その時に出会った男性と「頑張って」4年付き合いました。
「頑張って」というのも、色々とトラブルも多く、何となく合わないような気がしていて、なんども別れたくなったのですが、これまでのことがあったので自分の忍耐が足りないせいだと思って無理をして付き合っていたのです。
4年経って、相手から別れたいと言われた時は、正直ホッとしたのを覚えています。
合コンや婚活パーティーに参加し、漠然とした不安が・・・
結婚に対して焦りはありました。
就職してからなかなか出会いもなく、婚活パーティーや合コンにも何度か参加してみたりもしました。
が、出会いを目的に集まっている前提なので、どこか自然な出会いではないような気がして初めから気持ちにブレーキがかかってしまっていました。
自分も20代後半になっていたので、こんな状態がいつまでも続いたら自分は結婚できないのではないかという漠然とした不安や焦りがありました。
タイプじゃないけど、とても「居心地の良い」ひと。
主人と出会ったきっかけは昔からの友人の紹介でした。
他府県に住んでいた友人のところへ遊びに行った際、私に出会いがないと彼女は知っていたので、友人を晩ご飯の席に呼んでくれました。
第一印象は、「タイプじゃない」でした。
少し期待していたので、正直なところ一瞬ガッカリしたのですが、話してみるととても居心地が良く、話しやすかったです。
少し人見知りがあるのですが、初対面と思えない程、気楽に話すことができました。
ストレートな愛情表現が嬉しかった!
上記の通り、友人と3人で食事をした時には連絡先の交換はしませんでしたので、他府県に住んでいることもあり、もう会うこともないのだろうと思っていました。
しかし、後日友人を通じて連絡先を尋ねられ、メールの交換が始まりました。
1ヶ月ほどメールの交換をして、今度私の住んでいる県に行くから一緒にどこか出かけようということに。
友達も連れて行っていいかと聞かれたので、「友達を連れてくるということはデートではないのか」とガッカリ。
幸い?その友達が来れなくなり、結局は2人で出かけたのですが、その2人で初めて会った日に付き合って欲しいと告白してくれました。
会うのは2回目、2人で会うのは初めて。
私もこのままデートを重ねれば好きになるような気はしていたものの、あまりにも展開が早すぎて少し考えさせて欲しいと答えました。
次の日まで彼は私の住んでいる県に滞在する予定になっていたので、次の日もとりあえず会う約束をしてその日は別れました。
次の日会うと、「考えてくれた?」と事あるごとに聞かれ、「少し考えさせて欲しいって一晩だけなの?!」と何だか笑えてきてしまい、OKしました。
すごく男性として魅力を感じていたわけではないのですが、これまで出会った男性と違い、会ってすぐに何の駆け引きもなく、ストレートに愛情表現をしてくれたことが新鮮で嬉しかったです。
彼の転勤が決まり、「一緒に来てくれないか」とプロポーズ。
年齢も年齢だったので、だらだらと長く付き合うつもりは初めからありませんでした。
1年程度と自分の中で期間を決めて付き合っていました。
無駄撃ちしていられるほど自分には余裕がなかったからです。
2ヶ月ほど付き合った時に、大型連休があり、友人と約束していた海外旅行に彼も一緒に行くことになりました。
私はそこで長時間一緒にいても疲れないか、旅先で喧嘩しないか、楽しいかなどなどみてみるつもりで最初からいました。
結果としては、とても居心地よく楽しい旅行となりました。
旅行から帰ってきて数日経った時に、彼の転勤が決まり、一緒に来てくれないかと聞かれました。
結婚して一緒に行くか、別れるかの2択だったので、付き合い始めて日は浅かったですが、プロポーズを受けることにしました。
付き合って3ヶ月で婚約。結婚はホントに縁だと思います。
結婚できてご縁って本当にあるのかなという気がしました。
あれだけ焦って合コンやら婚活パーティーに参加していてもうまくいかなかったのに、今の旦那とは出会って2回目で付き合い、付き合って3ヶ月足らずで婚約。
どこか自分のことでないような他人事のような気持ちにはなりましたが、本当に上手くいく人とは、あれこれ考えなくてもしなくてもゴールインするものなのかなと思いました。
時間が無かったので自分を少し変える選択をしました。
私はもともとあまり服装には気を使わず、メイクもあまりしていませんでした。
サバサバした性格で、普段スカートなどはかず、デニムばっかりのカジュアルスタイルでした。
しかし、結婚を意識し始めてから、男性はどんな女性か好きなのかを考えました。
外見で判断されることを嫌い、服装やメイクなどではなく、ありのままの自分を好きになってくれる人がいるはず!と思ってました。
が、何年もその人を待っていられるほど余裕はありませんでしたので、自分が変わる方が早いと思いました。
服装は、いかにも女の子らしいフワフワしたテイストに変え、スカートも履くようになりました。
着ているうちに、所作というか言動が少しではありますが自然と女性らしくなっていきました。
外見を変えると少し中身も変わるものだと実感したのを覚えています。
結局のところ、男性にとって見た目が大事なのだと思います。
最後は一緒にいて楽しいかなど、性格面も影響してくるでしょうが、まずは自分に興味を持ってもらって、食事やデートに誘ってもらうことから始めなければいけません。
パッとみて次もまた会いたいと思ってもらえるためには、服装や体型、メイクなどが大切なのだと思います。
また、恋愛と結婚相手は私は違うと考えていました。
結婚は現実の生活を共にしなければならなくなるので、「好き」という感情「ドキドキする」という刺激は結婚相手に求めないようにしていました。
言い換えればつまらない人かもしれませんが、きちんと仕事をしているかやお金の使い方はどうかとか、将来子どもを持ちたいのか・そうでないか、など一緒に人生を歩む上でいくつかの大きなターニングポイントに直面した時、あまりにもかけ離れた価値観を持った人とは上手くいかないと思っていました。
付き合う前に、付き合ってから自分の価値観と同じが・違うか、違うなら受け入れられるかを真剣に考えました。