
結婚するからには両親に祝福されたい。
私は高校生時代に丸4年お付き合いをしていた彼がいました。
今思うと一番好きだったと思います。
が、私が小学生のころ大好きだった男の子と偶然にも地元で再会した事により恋愛感情と勘違いをし、お別れする事になりました。
その後、それは恋愛感情ではなかったとわかり、彼とよりを戻したいと言いに行くまでにたった2週間でしたが、その時にはすでに彼には彼女がいました。
ショックでした。
そして彼も寂しかったのだと思います。
自業自得ですがその後そのつらさをずっと引きづりました。
私も寂しさから1年後に新しい彼ができました、唯我独尊男でした。
無理でした。
1年続きましたが、1年間でつらかったのに10年は無理だと思い、別れました。
その1年後には友人の紹介で介護福祉士をしている8歳年上の彼ができました。
一番穏やかな日々を過ごす事が出来ましたが、結婚をしようと決めた23歳のころ、両親に合わせ、反対されました。
年齢が離れており、わざわざ年上の方じゃなくてもいいんじゃないか?という事でしたが、単純に気に入らなかったのだと思います。
結婚する時には両親に祝福されたい、そうではない結婚は今まで育ててきてくれた両親の為にしてはいけない。
その思いが勝りました。
女の賞味期限はクリスマスケーキ
結婚に関して焦りはありました。
23歳の頃、わたしの周りでは第二回結婚ブームの到来が間近でした。
結婚という事の意味、ただ好きな人と一緒に暮らす、家族を作る。
たったそれだけの事と思っていて浅はかだったと今では思いますが、憧れていたものがあると思います。
また、今思えばですが、「おんなの賞味期限はクリスマスケーキ」という言葉をどこかで信じていたところがありました。
mixiのサッカーコミュニティーをきっかけに実際会うことに。
今の主人との出会いは、今はもうされている方は少ないと思うのですが、mixiの「サッカー好きのコミュニティ」に登録をしたところからでした。
旦那のほうからメッセージを送ってくれていました。
ちょうど南アフリカWカップ後だったので、その話で盛り上がりました。
メッセージを数回繰り返した後に実際に会うことにしました。
お互いの自宅の距離は車で30分ほどでしたので、間にある公園で会いました。
お互いサッカーが好き(私はミーハーですが)という事でサッカーしよう!がきっかけの為でした。
初めて会った時はクリスマス後だったので、家にあったサンタ帽にお菓子を詰めたものを持っていきました。
1つ年下という事もあり、彼は腰の低い好青年というイメージでした。
あいさつもはっきりとできて、印象がよかったです。
ただぽっちゃりしていたのは×。
子供のような遊び心のあるところが好き!
彼とはその後、何度もサッカーをするという名目で会いました。
本当にサッカーをして解散でした。
こんなに純粋な子がいるのか?というそう思っていました。
また、「敬語やなくていいよ?」といっているのにかかわらず、基本的には敬語で話す事が多かったところも好印象。
また夜中に会って、サッカーをして遊び、吊り橋を揺らして遊ぶ・山の上から伸びている滑り台を夜中に滑ってみるなど、20代後半の男女としては幼稚すぎたと思いますが、楽しかったです。
私が彼にとても好意を持ったのは、今まで手を出されるという事がなかったという事もありましたが、ある時、兵庫県の城跡にデートに行くことになりました。
その際に石段を登る際じゃんけんをして「グリコ」をやろう!と言ってくれた事でした。
友達に話ても全く伝わりませんが、遊び心?のあるところが好きだったのだと思います。
また、城跡巡りなど私の趣味にもやってみたい!という意欲を見せてくれるところも、どんどんと好意を持っていった所です。
1か月ほど密に会ったあと、サッカーをするために来ていた公園の駐車場で「付き合ってもらえませんか?」と言ってくれました。
ただ、数年前に結婚がなくなった事を伝え、結婚を前提に付き合いたいという旨を伝えたところ、了承を得られたのでお付き合いを始めることとなったのでした。
釣った魚に餌をやらない男
付き合ってから結婚するのに6年かかりました。
結婚を前提に!と伝えたはずなのに、長すぎました。
彼は、釣った魚にえさをやらないタイプの人間でした。
彼にはもうそろそろ…と言い続けました。
この6年の間に仕事を退職するタイミング、車を買い替えるタイミング・・・いろいろあったのに全く動きませんでした。
自分に甘いから太るのだと思っていました。
そんな彼と結婚に至ったのは、親の圧力でした。
毎日のようにもう30やで!高齢出産なんてしたら、リスク高いで!結婚するつもりならはよしなさい!つもりがないなら早くわかれなさい!でした。正論すぎました。
彼にはこの両親からの圧力すべて伝えました。
そしてやっと自宅にきて、結婚させてくださいとあいさつにくる…に至りました。
実はデキる男だった!!
結婚できて、付き合ってから6年で釣った魚にえさやらないタイプの人間と思ってました。
…が、予想とは裏腹にトイレ掃除、風呂掃除はお願いしたら、私よりも丁寧に、料理を作らなかった方が洗い物をすると決め、守ってくれています。
私は専業主婦なのでこれはやってもらいすぎでは?と思うのですが、出来る男になっていると思います。
キャバクラくらいで嫉妬することはありません。
私は結婚するまでに、6年かかりました。
25歳すぎてからの6年は長かったです。
もしこいつは駄目だ!と思ってやり直すとなっても、女の20代は戻ってこないからです。
1年、2年は私も自分にぬるかった所もあると思います。
でも3年目からは、このままでは駄目だと思いました。
だからといってしてきた事は特にありませんでした。
「もういい加減にしようよ~」と言い続けてきたくらいでした。
でも彼の気持ちをつないでいけたのは、1つには本当に「胃袋」だったと思います。
彼は実家暮らしでしたが、自宅でご飯を食べるという事は少なかったようで、私も自宅で作った料理をタッパーに詰めて持って行きました。
太っているので、野菜は大目でした。
好きなものというよりは、嫌いなもの・今まで敬遠していたものを大目にいれました。
それがよかったのかどうかはわかりませんが、今ではコンビニでも揚げ物弁当ではなくサラダを先に見るようになりました。
また、彼はメタボ体質ですが、私自身そうなるわけにはいけないので、体重を毎日図り、増えそうならば自宅のランニングマシーンや縄跳び、腹筋・背筋などを行いました。
特別な事は何もしていなかったと思っています。
食事にしても制限をかけていたことはありません。
太ってきたら、お菓子を減らす、それでも戻らなかった場合は、空腹時には寒天を大量に作り、それを食べるようになっていました。
結婚をするための魅力・・・
私の場合は年月がたちすぎて友達のようになってしまった所もあると思いますが、ある程度自由にさせること、束縛をする際程度を考える事です。
たとえばキャバクラ等で嫉妬する事はありません。
そうすれば、仕事でキャバクラにいくよと彼から伝えてくるようになり、結果隠し事がなくなるのだと思います。