
立て続けに浮気されて破局しました
元々イケメンが大好きで、恋愛において顔がかっこよくないと好きになれないというとんでもない考え方だった私に、初めて彼氏ができたのは、16歳の時でした。
高校の同級生(イケメン)で、学校帰りに一緒に帰ったり、寄り道デートしたり楽しく付き合っていたのですが、 高校3年生の時、予備校に通いだした彼が、他校の女の子と浮気してお別れしました。
2人目は大学生の時。
同じサークルで仲良くなり、話は合うわノリも合うわ顔もいいわですぐ付き合うことに。
お付き合い3年目の大学4回生のクリスマスにプロポーズされ、 大学卒業後、就職して1年ほど働いたら結婚する手はずになっていたのですが、 婚約中の社会人1年目の夏に浮気が発覚し、婚約破棄に。
親にも紹介して家族も盛り上がっていたので、精神的にとてつもなくつらかったです。
しかも高校のときの彼と同様、別れる原因が浮気というのもトラウマになってしまっていました。
自分に自信もなくなり、あまりのショックでしばらく仕事以外は引きこもっていました。
仲良しの友達が、「ナンパでもされて人のお金でお酒でもいっぱい飲んで、自分はこんなにまだまだイケるっていう自信取り戻しにいくで!」と、なかば強引に海に誘ってくれました。
そしてそこで出会ったのがとんでもないチャラ男のイケメン。
ものすごいチャラさとノリの良さと笑いのセンスで、心が病んでることを忘れさせてくれるような人でした。
一緒にいると元彼のことを忘れれるので、この人が3人目の彼氏に。
でも元彼を忘れたいという一心だけで付き合ってしまったので、 恋愛感情はなかったように思います。
しかしさすがチャラ男、毎週のようにクラブに行き、ナンパしまくってる姿に将来性を感じられず、 わずか2か月で破局しました。
これでようやく目が覚めて、顔で選んだりするのではなく、 結婚したいのなら浮気とか心配しないでいい、まじめで誠実で将来性のある人を見つけるんだと心に固く決め、 いろんな人とデートしてようやく今の旦那様と出会いました。
世界が一変するような破局を経験すると、そりゃ焦ります!
結婚に関して焦りはめちゃくちゃありました。
世間から見れば23歳で婚約破棄など、まだまだ先があると思われます。
が、 大好きな人と婚約してたのに急に破局し、世界が一変してしまい、 この先こんなに好きになれる人とまた出会えるのだろうかと考えていました。
好きとはどういうものだっただろうかとか考えて、早く結婚相手見つけたい!もう誰とも別れたくない!と焦っていました。
人見知りから、合コン前に一杯飲んでくるような男。
出会ったきっかけは、男友達が企画した合コンでした。
その男友達とは、何回か合コンを企画して遊んでいたのですが、 お互いなかなかいい人に巡り合えず、何回も懲りずに企画していました。
その日は、お互いの大学時代の友人を連れて来ようということで3対3の合コンに。
そこに現れたのが今の旦那です。
顔はなかなかタイプだったのですが、人見知りが激しく、ずっと下を向いてるような人で、この日もあんまり人見知りするからと合コンの前に一杯お酒を飲んで参加するような人でした。
徐々に人見知りも消え、4回目のデートで付き合うことになりました。
いざ合コンが始まると、座る席の正面に彼が来ました。
ものすごく緊張してそうだったので、頑張ってたくさん話しかけていると、 彼も徐々に心を開いてくれ、「職場はどのへんなの?」「休日は何してるの?」と質問してくれるようになり、 話が少しづつ繋がっていくようになりました。
そこで気づいたのですが、彼はとっても聞き上手。
相槌をうつ表情がとても優しくて、笑った顔はいたずらっぽくてかわいくて、話していてとても心地よかったのを覚えています。
その日はお互い緊張してLINEの交換ができなかったのですが、 男友達から私の連絡先を聞いてくれたらしく、後日LINEが届きました。
内容は、彼の職場と私の家が近かったので、今度ご飯に行きませんかというものでした。
私は大喜びで行きます!と即返信し、後日二人で夕食に。
合コンの時は緊張して彼の全身など見る余裕もなかったのですが、並んで歩くと、背がすらっと高くてスーツ姿が様になっていて、再会した時に「あ、いいな」と思ったのを今でも覚えています。
彼は大人しく無口なのですが、お店の扉を開けてくれたり、ソファーの席に誘導してくれたり、ところどころに彼の気遣いがしっかり感じられて嬉しかったです。
初デートも話が盛り上がったおかげで、その後も何度かデートを重ねることができました。
会うたびに彼の私に対する人見知りも消えていき、慣れるととっても話好きで、彼のこともたくさん話してくれるようになりました。
いつも紳士的で優しい表情で、私の話を聞いてくれる彼のことがだんだん好きになっていき、4回目のデートの花火大会でお付き合いすることになったのでした。
料理を勉強する事で結婚に近づいた。
私が彼と結婚に至ったポイントは料理でした。
私は彼と結婚したくて、ベタですが料理教室に通ったり、母に料理を教えてもらうようになっていたのですが、 彼が言うには、私が作る卵焼きと彼のお母さんが作る卵焼きの味が一緒で結婚を決めたようです。
私はラッキーで卵焼きの味で救われましたが、 このように男性の料理に対する思いは、結婚という人生の大事な決め事を左右する懸念材料なんだなとその時確信しました。
私は婚活しているときに、職場の上司にこんなことを言われました。
「毎日しんどい仕事を頑張れるのは、帰ったらおいしいご飯が待っているから」と。
そして「毎日食べるものだから、やっぱり料理上手な奥さんは最高だよ」と、 ニコニコしながら言っていた上司の顔が素敵で、それで料理教室に通い始たのです。
主人が今でもあまり飲み会にいかず、家にまっすぐ帰ってきてくれることを考えると、料理を勉強するのは、結婚したいという夢を近づけてくれるのではないかと思います。
この世で一番好きと思える人と結婚できた!
よく、女は2番目に好きな人と結婚したほうが良いと言われますが、私は1度しかない人生、そんな2番目に好きな人と結婚するなんて人生しょうもなさすぎるという考えでした。
なので「1番好きな人と結婚できた」という夢が叶ったことがとっても幸せです。
毎日この世で1番好きな人と会えるというのは、ものすごく幸せですよ。
結婚に向いていない男性とは、はじめから付き合わないこと!
私は婚約破棄の後、もうこんな気持ちになりたくない、もう誰とも別れたくない、 絶対、次好きになった人と結婚までいってやると心に固く決めました。
まずはその気持ちを忘れないように、自分の結婚大作戦ノートを作り、一番最初のページに理想の結婚相手の像を箇条書きで書き出しました。
そらもう書き出したら止まらなくなりますが、 絶対譲れない条件を5つほど赤で囲い、その5つが当てはまる人が現れるまで、合コンに街コンに行きまくり、いろんな人とデートしました。
現れるまでデートするわけですから相当な人数とご飯に行きました(もちろんご飯食べるだけですよ!)。
男を見る目がなかった私ですが、相当な人数とご飯にいくと自然と目が養われていき、どんな人との結婚が自分に向いているのかがわかってきた様に思います。
そこで、自分を幸せにしてくれるであろう人の条件を、またノートの次のページに書き込んでいきました。
そうすると自分が本当に求めている人がどんな人なのか、そのノートを見るとわかってきます。
そんなときに、今居心地のいい人がいるならば、付き合えばいいと思います。
きっとそれは合っている人だから。
でもまだ出てきていないのであれば、それはまだ出会っていないだけなので、根気よく出会いを探しに街へ繰り出しましょう。
そんなこんなで良い人と出会い、お付き合いが始まったら、次は彼が結婚に何を求めているのかを、デートを通して調査することです。
食べることが好きな彼なら、胃袋をつかむのが早いし、メンタルが弱めな彼なら、寄り添うような温かい態度がカギだし、プライドが高い彼なら、尊敬してうやまうことで喜ばれるし。
その彼によって結婚に求めているものが違うので、そこを見つけるのがポイントだと思います。
それさえ見つけることができれば、付き合ってから結婚までは早いのではないかと思います。
最後に、私が周りを見て感じたことですが、結婚したい女子が1番心に刻んでおいてほしいのは、結婚に向いていない男とは、始めから付き合わないことです。
それか今付き合っているならばすぐに別れることです。
例えば、それが不倫であっていつ奥さんと別れてくれるかわからない人であったり、彼がまったく結婚願望のない人であるとか。
女の人は、若い方が結婚相手に選ばれやすいのは言うまでもありません。
そんな大事な時間を無駄にしてはもったいないです。
まだ自分に結婚願望がないのであれば、いくらでもそんな人と付き合えばいいですが、 本当に結婚したいのであれば、良くない縁は切ることです。
そうじゃないと良い縁は舞い込んできません。
自分の一生を揺るがす結婚。人生かけて愛してると言えるような、素敵な相手と巡り合いますように。