
昔から、常に彼氏がいるタイプでした。
わりと高校から途切れず彼氏はいた方でした。
女子校だったこともあり、高校時代は紹介からの付き合いでしたり、大学からはバイトからの付き合いでしたり。
社会人になり働き始めると、その時付き合っていた彼の仕事ぶりに物足りなさを感じるようになり、別れて合コンに行くようになりました。
女子校時代の友達のつてもあり、かなりハイスペックな方達との合コンが多かったのですが、なんだかんだ直球で合コンでもアピールしてくれて、居心地のよかった夫と結婚を意識しながら付き合いました。
30歳で出産するためには、28歳で結婚。
結婚に関して焦りは早かったかもしれません。
私の中では30までに子どもがいるイメージがあったので、なんとなく逆算してみても、結婚は28までにしなくては!という思いもあり、26あたりからはすごく結婚相手としてどうなのかを考えながら付き合うかどうかを決めるようになっていました。
その中でもずっと神奈川で生まれ育ったのもあり、あまり田舎に行きたくない!という気持ちも強く条件も考えていました。
急遽参加する事になった合コンで出会いがありました。
出会ったきっかけは、友達から誘われた合コンです。
たまたまその日の予定が空いてしまい急遽参加することになりました。
たまたま目の前に座った方が小児科のお医者さんで、見た目も誠実そうで爽やかで、この人とデートに行けたらいいなーと思っていました。
終わり5分前くらいになって、1番席も離れてて話してたなかった人が突然座り、一言目にタイプです!と言ってきました。
ただただ胡散臭いなーと思いました。
黒髪スーツ姿でしたがチャラそうな雰囲気で女慣れしすぎてるような。
この人とは付き合うことは無いだろうなと思いました。
チャラそうに見えていた分、ギャップに魅力を感じました。
たまたま彼の職場が私の家からわりと近いこともあり、飲みに行くようになりました。
私としては付き合う相手として見てはいなかったのですが、お酒が好きなもの同士、盛り上がり様々な話をしました。
その当時私は、ITコンサルの仕事をしていたのですが、彼の仕事である証券業界に関心がありました。
彼の仕事への熱意や業務内容聞くのも楽しかったです。
あと彼は、幼い頃からスポーツをしていて、大学の頃に全国大会にも出場した話で盛り上がりました。
元々がチャラそうに見えてた分、仕事やスポーツのギャップは大きかったのかもしれません。
盛り上がっていくうちに飲みすぎてしまって、酔ってしまう彼も可愛く見えてきていました。
ただそれでも帰りに手は繋ぐことはあってもそれ以上に手を出さないようにしてるところにもほっとしていて好感が持てました。
この人ならいいかな?と思い朝まで飲んだ日、告白され付き合い始めました。
たぶんチャラそうな見た目もあって遊ばれたら嫌という気持ちが大きく、結婚を先々に意識していた私としては、最初彼に対して抵抗があったのでしょう。
誠実さを感じてからはタイプの体型だったのもかなりポイントが高かったです。
178センチの身長で体脂肪8%ということで、スーツ姿も似合ってて、隣で飲んでるのも嬉しかったです。
あとお互いにクラブ音楽も好きというのも嬉しかったです。
一緒に朝まで飲みながら騒いだりなんて、女友達としかできなかったので、彼となら色々なことがこの先楽しめそうだなと思いました。
自分の子供の親としてどうか、という視点。
結婚に至ったポイントは総合点だと思います。
顔がとにかくいい!とか年収がすごくいい!とか、そういうことにこだわってた時期もありましたが、結婚を考えた時に結びついたのは、自分の子供の父親としてどうなのか?ということでした。
そうなると、ある程度生活していける経済力も欲しいし、やっぱり優しさも大事。
一緒に食やお酒を楽しめることも大事と考えるようになり、今の人がベストのような気持ちになりましま。
何より、一緒にいて居心地もいいし、私のことを最優先にしてくれることが、この先への安心感に繋がったような気がします。
付き合った期間は短かったのですが、お互いにすんなり結婚への気持ちが固まりました。
結婚は2人だけの問題ではないので・・・
結婚できて幸せいっぱいな気持ちと、不安な気持ちでした。
まず、結婚が決まってからすぐに妊娠もわかり、30までに子どもが欲しいという夢も叶うことになったので、これからの楽しみで胸がいっぱいでした。
ただ私の母親はあまり彼に対して好感が持てずに、かなりきつい態度も取っており、間に入ってそれぞれにフォローすることにぐったりもしていました。
しみじみ結婚は家族同士が繋がるものなんだと理解しました。
この母親と彼が仲良くなってくれるのかという不安も大きかったです。
意外な自分の「キュンポイント」を知ろう。
私が気をつけたことは、仕事でもあったように、納期を考え逆算して動くことでした。
まだまだ大丈夫と思っていても、30過ぎると合コンのような出会い自体減ったり、周囲の友達も結婚していき、出会う場所に一緒に行ける仲間も減るというのは、婚活としては厳しいと感じていました。
何より合コンを企画する際に、男性からも何歳の人呼ぶの?など事前に確認されることが多々あったので、尚更のんびりしていてはだめだなと感じました。
あとはできるだけ多くの人とデートすることを心がけていました。
これは初めて合コンなどで会って、例えタイプでなかったり話してて楽しくなったりしたとしても、大勢の中ではあまり話せないタイプだったり、その中での立ち位置などもあるかもしれないからです。
意外と2人で会うと話が盛りあがったり、意外な魅力も見つけられることもあったので、いいと思わなくてもとりあえず誘われたならデートをすることは大事かと思います。
そこで自分の意外なきゅんポイントを発見することもあります!
自分のタイプはこんな感じだったと思っていたのに、真逆な人と上手くいったなどなど。
結婚出来てない人の特徴として私が感じるのは、やたらパワースポットや女子力を間違った方向力を注いでいる人かもしれません。
男の人が女性に趣味を聞いた時に、もしパワースポットやあまり興味のわかないような女子独特な趣味を語られても、共感できなかったり話が盛り上がらないようになってしまうのかもしれません。
もちろん本当にストレス発散ということで続けていくのはいいのかもしれませんが、そこにひかれる男性はあまりいないという自覚は大事だと思います。
それならむしろ、凝った料理を作らなくてもサッとつまみが作れるとか、男性が好きな映画やマンガの知識、一緒に出来るスポーツなど自分の趣味の幅を広げた方が、相手からしてみれば結婚しても一緒に楽しめる相手なのではないでしょうか?