国際結婚を考えていた時期もありました。
初めて彼氏ができたのは、大学生で19歳のときです。
背が小さめで、かっこいい方ではありませんでしたが、とても優しい人でした。
普段インドアな私でしたが、彼の影響でサッカー観戦など、外での楽しみも覚えました。
大学卒業と共に遠距離恋愛となり、その後、別れることになりました。
その後は、趣味の卓球をきっかけに中国人の方とお付き合いすることになりました。
見た目も格好良く、日本人にはあまりない男らしさがありました。
国際結婚も考えましたが、実際はその壁の高さを乗り切ることはできず、別れを選択しました。
男性と付き合うときには必ず結婚を意識します。
結婚に対しては、常に焦りがありました。
元々、結婚願望は強く、子供も早めにほしかったので、友達から結婚報告がある度に、早く自分も結婚したいな、という気持ちになりました。
毎回、お付き合いする度に、この人と結婚するかも…という気持ちでいたくらいです。
なので、付き合う前には必ず結婚しても大丈夫な人か？ということを探ってその先に進むか判断していました。
合コンで話しかけてくれた優しい男性。
主人と知り合ったきっかけは、いわゆる、合コンです。
当時は、合コンの意識は全くなく、知り合いの年配男性から、飲み会があるから、時間があるなら来れば？と誘われて、軽いノリで行ってみたら、合コンだった感じです。
男性陣、女性陣、それぞれ仲間同士で、女性が少なかったため急遽呼ばれたようで、知り合いが一人もいない状況に、とても気まずかったのを覚えています。
主人とは、初め別のテーブルだったので、全く話しもしていなかったのですが、終了間際に主人が近くに来て話しかけてくれたのを覚えています。
顔はタイプではありませんでしたが、少しの時間でも優しく人柄が良いのはわかりました。
時間差で届いた不思議なメール。
合コンの席で、アドレス交換をしたものの、特に付き合うつもりは全くありませんでした。
ただ、主人からはその後も頻繁に連絡が来ていて、携帯上での連絡のやり取りは続いていました。
そんな時に他の男性から、アプローチを受け、迷いながらもその人とお付き合いすることになりました。
その方との結婚も少し考えましたが、相手のご家族の状況や価値観が少し違うこともあり、結婚は厳しいかな？と考えていました。
主人からは、定期的に連絡が来ていたので、一度、お食事をして、その時に別に付き合っている人が居ることを告げました。
主人は、とても残念そうな顔をしていて、心が痛くなりましたが、ズルズルと変に期待を持たせておくよりは良かったんだと思いました。
その後、主人からは連絡がなくなり、付き合っていた方ともお別れすることになりました。
そして、数週間過ぎた時に、突然主人からメールが届きました。
内容は、少し過去のような印象がありました。
なんで今頃？と思いながらも返信しました。
すると、主人からは、そのメールは数週間前に送ったものだということを聞き、とても驚きました。
それから、また主人とのメールのやり取りが続き、たまに会ったりもして、結局、お付き合いすることになりました。
今思えば、その不思議なメールがなければ、主人とお付き合いすることはなかったと思います。
本当にいい人。唯一の欠点は優柔不断、
結婚を決意したポイントは主人の人柄でした。
付き合う前から、優しい雰囲気がある人でしたが、実際に付き合ってみると、本当に心が暖かく、一緒にいて落ち着く人だと思いました。
価値観もほぼ一緒で、どこで何するにしても、意見が食い違うことはなく、楽しい日々を送ることができました。
主人からは、付き合い初めに「ゆくゆくは結婚したい」という思いを告げられていたので、後は付き合っていく中でお互いの気持ちを固めていき、環境が整ったタイミングで結婚に踏み切るだけでした。
ただ、プロポーズを今か今かと待っていた私に対して、主人からはなかなかプロポーズがなく、付き合って3年経とうとしていた時に見かねた主人の母が「結婚式はどうするの？」と主人に聞いたことがありました。
それが後押しになり、やっと主人から正式なプロポーズがあり、結婚に踏み切ることになりました。
この優柔不断なところが唯一主人の欠点です。
今の主人と結婚でき、楽しい日々が送れている。
結婚できて、一先ずホッとしています。
私も30歳になる年だったので、これから子供を作り、育てていくことを考えるとギリギリだったと思います。
それでも、優しい主人と出会い、子宝にも恵まれて、大変ですが楽しい日々を遅れているので、本当に良かったと思っています。
焦って違う人と結婚したりしていたら、いろんな面で後悔していたと思います。
出会いの場を求めること、自分をしっかり磨くこと。
私が最初にやっていたことは、合コンなど出会いの場を増やすことでした。
先輩や友達に合コンに誘われたら、なるべく参加するようにしていました。
年に数回程度でしたが、貴重な出会いの場を大切にしていました。
しかし、数打てば当たるという考えは、私にはあまり合わなかったようです。
出会った男性は、どこか自分と価値観がズレていて、なかなかお付き合いに至ることはありませんでした（ただ、結局結婚したのは合コンで知り合った方でしたけど…）。
それから、考えを改めて、自分磨きをすることにしました。
ニキビなどの肌荒れがあったため、フェイシャルエステに通うようになりました。
大学生にしては、高い出費でしたが、肌質も良くなったため、満足していました。
さらに、全身脱毛もすることにしました。
最初は、腕や足など、特に見えるところだけでしたが、みるみる綺麗になる身体を見て、全身脱毛に踏み切りました。
そのお陰で、今までは避けていたあまり腕や足を出すような服も、自信をもって着るようになりました。
顔の肌質もよくなり、綺麗な服も着るようになってからは、自分に自信がつき、堂々と振る舞うことができていたように思います。
それが幸いしてか、大学内でも声を掛けてもらうこともあり、わざわざ別の場所に出会いを求めることも少なくなってきました。
誘ってきてくれる方も、今までとは違い、自分の好みに近い方が増えたように思います。
また、合コン等に行っていた時間を自己啓発に当てて、語学や簿記などの将来役に立つ勉強時間に当てて、内面も磨くことができました。
それが、今の会社でも役に立つことがあり、結果として、仕事と家庭の両面で今に続く有効な時間を過ごせたのではないかと思っています。
