モテ人生を歩んできた私が、内面をさらけ出すことで結婚に辿り着いた

初彼氏は16歳。そこからはずっと恋愛してきました。

私は人よりは少しモテた方で、彼氏がいない期間がほとんどなく、おまけに彼氏がいる間も浮気したり不倫したりと恋愛遍歴は多い方だったと思います。

 

しかし最初の彼氏ができたのは16歳でそんなに早い方ではありませんでした。

 

何も知らなかった私は2つ上の同じ高校の先輩と放課後に一緒に帰ったりドライブしたりカラオケしたりするだけで幸せでした。

 

でも彼はキス以上のことは全くしてくれず、口数も少なかったことから何を考えているのかわかりませんでした。

 

結局その彼とは2ヶ月ほどでお別れしてしまったのですが、それがバネになったのか?(笑)私は彼氏ができるとすぐに体の関係を結びたいと強く願うようになったのです。

 

結婚・出産の報告を受けるたびに、徐々に結婚への焦りが出てきました。

20代前半のころはまったく結婚のけの字もありませんでした。

 

しかし25歳を過ぎた頃から、友人や高校の同級生や結婚式、お正月に子供が生まれました等の年賀状を貰う機会が増えていき、それに加えて親からの同級生の○○ちゃんが結婚したんだって~、子供できたんだって~、というプレッシャーがやってきてそこから徐々に焦り始めました。

 

街コンで同じテーブルに座った彼が未来の旦那さん。

今の旦那と出会ったきっかけはズバリ街コンでした。

 

結婚相手を探すためにお見合いパーティーや街コン等に繰り出し、ある日の街コンで最初の場所として指定された居酒屋に入ったところ、既に人がたくさん居て一つのテーブルしか空いてませんでした。

 

そこにはまだ男性達が座ってなかったのですが、選択肢がないため私たち(原則二人組)はそこに座って男性を待っていたところ、未来の旦那が2人組でやってきました。

 

第一印象は髪型もチャラく、絶対に自分よりもだいぶ若そうだと思っていたのですが、話してみると一つしか違わずに仕事もしっかりやっているようだったので、とてもギャップがあったのを覚えています。

 

見た目はチャラいが、私のことをしっかり考えてくれる人。

街コンの終わり際に彼から連絡先を聞かれて、それからなぜかメール等ではなく、彼から何度か電話が来るようになって話すことが多くなり、後日二人でご飯に行ったりするようになりました。

 

電話が苦手だった私は少し抵抗がありましたが、今までにいなかったタイプでとても新鮮でした。

 

遠距離まではいかなかったのですが、彼の住んでいるところと私が住んでいるところは車で1時間半程の距離でしたので、その中間で待ち合わせをしてみたり、彼が仕事で近くに来ていた時などに会ったりしました。

 

何度かそういったことを重ねていくうちに、夜も遅くなり、次の日が休みだったこともあって話の流れでラブホテルに行くことになりました。

 

私はその時点で、やっぱりこの人もただやりたいだけの人なのかなと思い、ラブホテルに行ったものの、断固として私は最後までセックスすることは拒否しました。

 

しかし、それでも彼は怒ることもせず、次回かその次のデートだったかはっきり覚えてはいませんが、その時に改めて付き合ってくださいと告白してくれて、ただ軽いだけではなく、ちゃん付き合うということを言葉にしてくれて、曖昧にせずにいろいろ考えてくれていたんだなと少し安心したことを覚えています。

 

確かに本当に見た目どおり彼はちゃらかったのかもしれませんが、私と付き合うことに対して真剣に考えてくれていたことが嬉しかったです。

 

ありのままの自分をさらけ出してから、彼との関係が楽しくなった。

結婚については、私は付き合った人とは結婚を考えるタイプでしたので、いつも考えていました。

 

しかし、ある日お酒を飲んで酔っ払った彼が私に対して、全く結婚する気がないと言われてしまい、とてもそのときはショックを受けました。

 

私は当時30歳手前でしたので、結婚する気がない男と付き合っても時間の無駄ではないかと考え、別れることも視野に入れていました。

 

とりあえず半年~1年間付き合いそれでも彼が結婚する気がなさそうなら別れようと、もうどうなってもいいやという気分でありのままの自分をさらけだしました。

 

そうすると自分自身も楽になってきてすごく楽しくなってきて、彼も同じ気持ちになったみたいで、その時の旅行が楽しすぎたということで結婚したいと言われました。

 

 

結婚できて嬉しいことは数え切れないくらいあります。

結婚できてまずはとても大好きな人と結婚することができて本当に幸せだなと思いました。

 

好きな人と同じ苗字になれたこと、婚姻届を出して同じ戸籍に入り、自分の間柄が妻になっていること、どこかのお店に行くと奥様と当たり前のように呼ばれること、休みの日に一人ぼっちじゃなく一緒に遊べること、イベントがあると必ず一緒に過ごすことができることとたくさんありすぎます。

私を受け入れてくれ、さらに結婚するならお前しかいないとまで言ってくれたのです。出会って次に繋げるきっかけはとても大事ですが、最終的には自然体の自分でどこまで勝負できるがが大事だと思いました。

見た目だけでなく、ありのままの自分を受け入れてくれる人と。

私は結婚したいという気持ちが大きくて焦っていたことから空回りすることが多かったと思います。

 

急がば回れ、という言葉があるように、焦っている時ほど周りを見極めることがとても大事だと感じました。

 

出会う機会を増やすためにまずはお見合いパーティー、街コン、友人達に恥を忍んでは合コンをセッティングしてもらいたくさん出会いを増やすように努力しました。

 

ただ出会うだけでは次に繋がらないので、繋げるために万人受けするファッションやヘアスタイルを研究して、男ウケを狙って、自分の好みよりも男性目線でどう映るのかを意識しておりました。

 

そうすると、やはり一つのパーティーや合コンの席で必ず一人くらいは私を見初めてくれる人がかなりの確率でいました。

 

そこからデートしたり、飲みに行ったりすることが多かったのですが、やはりその先は人間性が大切になってきます。

 

それに気づくまで時間がかかった私は見た目だけ良くしてればいいと思い、会話等や人間性についてはおろそかにしていたら、男性からは体だけの関係を求められるようになっていました。

 

そういうことが何度か続き、すごく悩みました。

 

そして、現在の旦那さんに出会った時に気づいたのです。

 

旦那はいわゆる万人受けする女の子のファッションが大嫌いで血液型で判断するわけではないですが、個性的で変わり者のAB型、我が道を行くタイプで私が先に好きになったので、全く振り向いてくれず、一応付き合ってはくれたものの、30手前の私にお前と結婚する気はないとまで言われてしまいました。

 

ただ彼と一緒に過ごす時間は楽しかったので、自分の中で1年間だけ付き合ってそれでも結婚を考えてくれないなら別れようと、もうどうでもいいやー、嫌われるなら嫌ってくれー、と捨て身の覚悟でした。

 

かっこつけるのはやめて自然体で接し始めたところ、彼はその自然体の私を受け入れてくれ、さらに結婚するならお前しかいないとまで言ってくれたのです。

 

出会って次に繋げるきっかけはとても大事ですが、最終的には自然体の自分でどこまで勝負できるがが大事だと思いました。