
大学卒業までは男性経験はほぼナシ!
それまで男性とお付き合いした経験はほとんどありませんでした。
中学時代に一応付き合った人はいるのですが、特に何もせずすぐに別れてしまいました。
大学卒業するまで誰とも付き合うことはなくいました。
いいなと思う人はいるものの、告白することもありませんでした。
その一方で、大学に入学し私服で授業を受けることになり、自分のセンスの悪さが気になるようになりました。
周りの人を見ると流行りの洋服を着こなしていてキラキラしている人ばかり。
自分は基本的にジーパン姿ばかりで、恥ずかしかったです。
結婚に関してはけっこう呑気に構えていたと思います。
結婚に関して焦りはあまり持っていませんでした。
周りの友人も結婚している人があまりいなかったので、そういう気持ちにならなかったのだと思います。
兄弟もいますが、誰も結婚の話を持ってきませんでした。
20代半ばになって、ぽつぽつと周囲が結婚し始めましたが、自分はまだかな~と呑気に思っていました。
職場の先輩は、ベスト着用のオシャレさん。
出会ったきっかけは、同じ職場でした。
部署は違うのですが、一つ上の先輩で年齢も近く、仕事としても関りが深く良く話すようになりました。
初めて会った時は、先輩社員に会社の中を案内してもらっているときでした。
エントランスで偶然外から帰ってきた彼に、案内していた先輩社員が声を掛けました。
「俺の同期なんだ。」と教えてくれ、簡単に自己紹介をしました。
他の社員の方はベストを着ていませんでしたが、彼だけベストを着用していて、それがとても似合っていたことを覚えています。
オシャレな人なんだろうなと感じたことはとても記憶に残っています。
お互い会社を辞めるタイミングで、プライベートでも会うように。
連絡を取るくらい仲良くなったのは、お互いに会社を辞めてからです。
会社にいる頃は、会えば話はするものの、お互いのことを良く知っているという訳ではありませんでした。
お互いに会社を辞めることになり、その際に連絡先を交換しました。
連絡先を聞いて良いものかすごく迷いました。
ただ仕事上とても関りが多くてお世話になったこともあり、今後もお仕事の相談などしたいなと思い聞きました。
でもたぶんこの時から好きだったのだと思います。
最後に聞かないと、もう会うことはないんだろうなと思いました。
なのでかなり勇気を振り絞って聞きました。
彼はすんなり教えてくれました。
初めての連絡はアドレスと番号が書かれており、最後に「よろしくね」という文章が書かれていたと思います。
それだけでとてもテンションが上がり、「これは好きなのかな」と自分の中で思うようになりました。
単純にずっと恋をしなかったから、テンションが上がっているだけなのか、それとも本当に好きなのかわかりませんでした。
退職後、あるイベントに誘ってみたり、遠出してみたり、三回くらい会いました。
「なんで彼は私と遊んでくれるんだろうか?」「これはデートっていうのでは?」と思っていました。
ですが、割とそっけない感じで、自分のことが好きだとは思えない態度でした。
自分のファッションセンスにも自信がなかったので、もしかしてすごくダサい子だと思われているのかなと不安にもなりました。
4回目に会った時、喫茶店で休憩しているときに、彼にどういう気持ちで私と会っているのかと聞いてみました。
「私は好きだけど、どうなんですか?」とストレートに聞きました。
「僕も好き。」と言われ、そこからお付き合いが始まりました。
結婚はお互いのタイミングが重要だと思います。
結婚に至ったポイントは、単純にタイミングが良かったからだと思います。
ちょうど私が勤めていた会社が移転することとなり、それまで住んでいた場所から引っ越さなければ通えない場所でした。
なので、彼に相談しました。
仕事としては続けたいけれど、新しい土地に行くことになるのは不安があると。
その頃、彼は資格取得のために頑張っており、ちょうど合格の結果が得られたところでした。
収入も増えた時に、私の会社の移転についての話があり、「どうせ引っ越しをするなら、一緒に住めるところに引っ越そう」という話になりました。
たぶんタイミングが合わなければずっとお付き合いを続けていたと思います。
結婚はタイミングが肝心と言いますが、まさにそうだなと実感しています。
結婚して2年。やっと幸せを感じる余裕が出てきました。
結婚できて、とても幸せです。
まだ二年目ですが、仲はとても良いです。
一年目の時はお互いに、誰かと一緒に生活することに慣れておらず、ギクシャクしていました。
二年目は生活にも慣れとてもうまくいっていると思います。
それまで愛情表現をあまりしてくれなかった彼が、少しずつ示してくれるようにもなりました。
伝えるべき事は、きちんと伝える。
結婚するために、努力していたということはあまりありません。
結婚したいという気持ちは少なかったからです。
でも、彼と一緒にいる時間を増やすにはどうしたらいいのかと考えた時に、結婚しかないのかなと思うことが多くありました。
彼はあまり結婚願望が強くなく、将来の話をしてもあまり真剣にとらえてくれていませんでした。
たぶん、資格の勉強などでいっぱいいっぱいになっていたのだと思います。
そうとも知らず、当たってしまったこともありますが、彼は受け止めてくれました。
正直、私と一緒にいてメリットはあまりないと思います。
彼とのお付き合いで考えて行動していたことは、とにかく「伝えなくてはいけないことはきちんと伝える」と言うことです。
好きと言う気持ちなど、表現することは私も苦手でした。
ですが、なるべく伝えるようにして過ごしているうちに、普通に「好きだよ」「こういうところが好き」「ありがとう」などが出てくるようになりました。
あまりマイナスな言葉は伝えないようにしました。
当たってしまった時も、「話を聞いてくれてありがとう」と最後には言うようにしていました。
これが良かったのかはわかりませんが、もともとマイナス思考気味だったのですが、ポジティブに考えられるように変わりました。
あと、努力と言うか、ファッションセンスに自信がなかったので、雑誌などでも勉強して服装に注意するようになりました。
時にはお店の店員さんに聞いてみたり、美容師さんにも相談しました。