
過去のトラウマから、男性に対する警戒心が強かった。
小学生のころ、変ないたずら電話を母が不在の日にとってしまったことがあり・・・。
それ以来、男性に対して、警戒心をもっていました。
ナンパなんてされようものなら、取り乱して大泣き。
ナンパ集団もうろたえて逃げてしまうほど。
そんなわたしだったので、大学入学ごろには、男性に対して警戒心の強いわたしは結婚できるのだろうか、と不安に思っていました。
恐怖心から、結婚への不安も大きかった。
結婚に対しての焦りは、18歳からありました。
極度の男性への警戒心と恐怖、不信感があり、男性と接することができなかったからです。(ただ、身内の男性については警戒心も不信感もありませんでした)。
結婚どころか、恋愛だってできるだろうか、と不安がありました。
ボランティアサークルに来た後輩は”金髪&口ピアス”
今の主人と出会ったきっかけは、大学時代のサークル活動です。
男性に対して、極度の警戒心と恐怖心、それから不信感のあったわたしですが、父など身内の男性は平気でした。
親しくなった男性なら安心できるのでは?このままじゃ、わたし結婚どころか、恋愛すらできない!と、自分を変える目的で飛び込んだサークルでした。
ちなみに、入会したサークルは子供関係のボランティアサークル。
別にボランティアに興味はありませんでしたが、ボランティアサークルに入る男性だから、紳士的だろうと思ってのことです。
そこに2年後輩でやってきたのが、今の主人です。
当時の風貌は金髪に耳はピアスだらけ。
なんなら、口にまでピアス。
「(この人との恋愛は)絶対ない。」それが、第一印象です。
一生懸命サークルに打ち込む彼に、次第に惹かれるようになった。
まったく誠実さを感じさせない風貌の主人。
人は外見ではなく中身だといいますが、それでも第一印象というのは、見た目で判断されるものだと思います。
第一印象で「なし」と判断したわたしは、主人に対していい印象はもっていませんでした。
そして、なんとなくで入会したサークルでしたが、活動するうちに楽しさを知り、熱心にボランティア活動をしていましたので、「チャラい」風貌をした主人が、まじめに活動するとも思えなかったのです。
ですので、わたしは、信頼できる同期の男性に「あの子はありえない、嫌いだわ」と話をしていたのですが、
(※余談ですが、一時期、この彼とはいい雰囲気にもなったのですが・・・。お互いタイミングを逃して、良い友達となっていました。)
「彼は、見た目のような悪いやつではないと思う。とてもまじめな、一生懸命な人だと思うよ」 と言われ・・・。
信頼する彼が言うのならばそうなのだろうと思いなおし、少しずつ、話をするようになっていきました。
不思議なものですね、たいして興味もない相手だったのに、なぜかメールアドレス交換だけはしていて。
主人も一生懸命、サークル活動に参加していたこともあり、話す機会は次第に増えていきました。
特に、何がどう、とはなかったのに、まるで姉と弟のように仲良くなって、気づいたら、進路の相談をしていたり。
わたしの話をまじめに聞いて、一生懸命に返信をくれている様子が、メールのやりとりから目に浮かぶようでした。
わたし、21歳、主人、20歳でお付き合いが始まりました。
そのうちに、本当に自然な形で付き合うようになりました。
奇跡的に4年も交際が続いた彼。逃すわけにはいかなかった(笑)
結婚を決断したポイントは、遠距離恋愛です。
順調に2年のお付き合いを続けていたわたしたちですが、主人が遠方への勤務に。
お互い、まだ社会人として未熟なため、いきなり結婚は考えられませんでしたが、遠距離恋愛をきっかけに、それぞれの両親に、結婚前提のお付き合い、とあいさつもしました。
わたしは、男性への恐怖心や不信感が強かったので、主人と付き合う前にも、数人の方とお付き合いしましたが、いずれも1年未満で破局。
それが主人とはもう4年も付き合いが続いている。
この人を逃したら、あとはもう誰とも付き合えないかも!? そんな思いもあったので、結婚することに。
そんなにもてるタイプでもなかったので、他にいい人がいるかも?なんて考えはなかったですね。
一度捕まえた獲物は逃がさないぞ!そんな感じでしょうか。
ケンカするたびに互いの絆が深まる感覚
結婚できて、とてもよかったです!
なんといっても、楽しい!さみしくない! 何をするにも一緒! そして、子供も授かりましたし。
結婚を後悔したことは一度もありませんし、離婚を考えたことも一度もありません。
もちろん、ケンカはありますが、ケンカのたびに、お互いの考えを理解しあえる・・・そんな感じがしています。
世の中悪い男性ばかりではない!
結婚について、わたしは当時10代でしたが、男性への極度の恐怖心から、結婚できないかも・・・と不安に感じていました。
男性恐怖心のある自分を変えたくて、サークルに飛び込みました。
男性恐怖心のあるわたしだけれど、父など身内の男性は平気。
だから(わたしにとって)誠実な、信頼できる男性ならば安心できるのでは? と考えて、そんな男性が多そうなサークルを選択しました。
サークルに入ったのは、恋人を探す目的はなく、あくまでも男性を接することで、恐怖心を乗り越えたかったからです。
なのでサークルで出会った男性とも、まずは友情や親愛の気持ちから関係性を築いてきました。
どんな男性ならOKなのか、を自分で考えて、自分を変えるために行動したこと。
またいきなり恋愛モード(合コンや出会い系サイト)は、あまりにもハードルが高かったので、恋愛主体ではなくて、活動主体の場で、男性のいる場に飛び込んだこと。
恋愛とは関係ないサークル活動を通して、わたしが主人に対して信頼感を持てたこと。
これがわたしが結婚に至った理由かと思います。
わたしのように、男性に恐怖心のある方は、
まずは自分の趣味のサークルを見つけて入会するとか、近場で入ってもいいかな、と思えるサークルを探して、恋愛抜きに異性と接する場を作るといいかな、と思います。
世のなか、悪い男性ばかりじゃありません、 誠実な男性もたくさんいます!
怖い、と思って、自分の殻に閉じこもっているのはもったいない!とわたしは思っています。