
一度はプロポーズもされたのですが・・・
最初に彼氏ができたのは高校時代。
大学に進学してからもしばらく付き合いましたが、別々の大学に進学してから会う回数が減っていき、私からお別れしました。
2人目の彼は就職してから同じ会社の先輩でした。
4年付き合いプロポーズもされましたが、20代の私に結婚願望がなくお別れしました。
その後もコンスタントに彼氏ができるもののうまくいきませんでした。
私自身ひとりの時間もほしいので、常に会いたいといわれることは苦痛でした。
姉も弟も結婚していたので、実家の集まりがストレスでした。
20代のときは当たり前のように彼氏がいたので、自分が結婚したい時期につきあっている彼氏と結婚するのだろうと思っていました。
が、20代後半に彼氏と別れてから、なかなかつきあっても長続きせず、30代になりかなり焦りました。
姉も弟も結婚し、子供もいたので、実家の集まりにいくとすごくストレスでしたし、まわりの友達も結婚して子供ができていったので、焦りました。
自分のことを”俺”じゃなく”僕”と呼ぶタイプ。
出会ったきっかけは、会社の人が開催してくれた合コンでした。
4対4の合コンで、女子の方が先につき、待っていると最初に1人男性が来ました。
それが今の旦那さんでした。
背も高く、爽やかな可愛いいタイプで、私の一目惚れでした。
当時私が32歳だったので、見るからに年下だと思い、年齢を聞いてみると27歳でした。
「えー!若すぎる」と心の中で叫びました。
彼に「私は何歳ぐらいにみえる?」と質問すると「僕より年下ですよね?」と言われすごく嬉しかったし、自分のことを、俺じゃなくて僕という彼がまたまたよかったです。
じっくりとデートを重ね、距離を近づけていきました。
合コンの終わりにお互いラインを交換し、私から「今日はありがとうございました」とラインをいれました。
彼からも返事があり、毎日のようにラインをやりとりするようになり、2週間が経ちましたが、彼からのお誘いはありませんでした。
そこで、私から「近々ご飯いきませんか?」とラインすると「行きましょう」と返事があり、京都の八坂神社に初めてのデートでいきました。
14時から会い解散は22時頃でした。
2回目のデートは、阿倍野ハルカスにいき、通天閣をまわり串カツを食べて解散。
3回目のデートは夜からだったので、梅田のスポーツバーでご飯を食べました。
4回目のデートは京都水族館にいきました。
イルカのショーがとても楽しかった。
5回目のデートは、USJにいきました。
2人でハロウィンのホラーナイトにいったり、ゾンビにおいかけられたり、2人の距離もどんどん近づいてきているのがわかりました。
そんなとき、私の体調が悪く外出するのが辛い日々が続きました。
デートの約束をしたいけれども、当日になってドタキャンすると申し訳ないしという気持ちから、なかなか約束できませんでした。
彼からは、当日体調悪かったら無理しないでドタキャンしてくれたらよいし、とりあえず日程決めたいと提案してくれたのでその優しさが嬉しかったです。
それから何回もデートを重ねて付き合うようになりました。
中途半端な覚悟で付き合うのは良くないと考えていたようです。
結婚を決断したポイントは、彼の誠実さと優しい人柄でした。
私の年齢が32歳だったこともあり、彼としては簡単な気持ちで付き合うのはよくない、ある程度覚悟が決まるまでは付き合わないと決めてたようです。
なので出会ってから付き合うまで4ヶ月程かかりました。
私は、外見も好きだし、誠実で優しい彼と絶対付き合いたかったので、付き合ってからは、自宅に招き、手料理をご馳走しました。
年齢も年齢だったし、高すぎる理想はよくない、嫌なところがなければ勢いで結婚したらよいと思います。
結婚してみないとわからないことなんて沢山あるとおもいます。
独身同僚のみんなには申し訳ないけど・・・幸せでした!
結婚できて正直ホッとしましたし、行き遅れずにすんだと思いました。
まず最初に両親や兄弟に連絡し、両親は誰よりも喜んでくれました。
友人にも連絡し、会社で嫌なことがあっても、帰ったら大好きな人と一緒にいられる幸せ、なんでも分かち合えることの喜び、結婚式やハネムーンの計画、仕事中も幸せな気持ちでいっぱいでした。
独身同僚には申し訳ないけど、幸せすぎました。
30代になると、あらゆる場面で年齢の厳しさを感じるようになった。
30代前半に彼氏ができても長続きしなかったので、もう若い頃の私はいないんだ。
若い頃の私のようにワガママ、自分勝手をしてるいけないんだと思いました。
友達を頼って毎週合コンに行きつつ、もっと出会いを増やさないといけない、会う男性の人数をとにかく増やそうと30代前半でお見合いIBJに入会しました。
友人達は、お見合いなんてといってきましたが、お見合いに入ると30代前半という年齢が大きく足をひっぱりました。
まだまだ女性として需要があるだろうと思ってましたが、お見合いに入って年齢の厳しさ、世間の厳しさ、現実を知りました。
お見合いの中で30代前半は、男性ターゲットは40代前半と言われています。
現実は本当にそうです。
全然タイプではない男性からお申込みされても、金銭的にある程度あれば、積極的に会いました。
一度ではなく、男性から好意があれば二度と会いました。
20代の私だと考えられませんでした。
20代前半なんて、彼氏いて当たり前、合コンあって当たり前、告白されて当たり前、そんな上から目線な私がいました。
30代になると合コンも少なくなり、会社の人に相談するともっともっと謙虚にいかなくてはいけないと言われました。
とにかく、合コンがあれば職種関係なく積極的にいく、お見合いも同時進行でいく、とにかく男性の前では笑顔を絶やさず、嫌な顔はしない。
連絡も駆け引きはしない、定食屋や居酒屋などカジュアルにいけるお店を積極的に提案して、お金のかからない女性をイメージさせる、料理は積極的に振る舞い、家庭的な奥さんになるイメージをさせる。
ご飯も年下男性を狙っているときは、バブル世代でもないので、割り勘でも仕方ないと思う。
だらだら会わず、彼にも自由な時間を与える。
居心地のよい女性になる。
結婚しても、この女性なら、いまの自分の生活を乱すことはないなと思わせることが重要です。