職場で人気の年上男性から「幸せにするよ」とプロポーズされた。

なんとなく付き合ったサークルの先輩と4年のお付き合い。

高校生までは、部活に勉強に忙しくて、彼氏を作る気持ちは全くありませんでした。

 

でも、好きな人はずっといました。

 

それは、担任の先生です。

 

先生に褒められたくて、勉強を頑張っていました。

 

かっこいいという訳ではなかったのですが、私がいい成績を取ると笑顔で思いっきり喜んでくれました。

 

そういう彼にときめいていました

 

おかげで大学も無事に合格できました。

 

大学生になっも、高校の先生のことが忘れられず、しばらく、苦しかったです。

 

少し時間が経った頃、サークルで知り合った1つ上の先輩に声を掛けられ、なんとなく付き合っていました。

 

なんと4年間続きました。

 

ありがたいことに、出会いに恵まれていました。

結婚に関しての焦りは、正直ありませんでした。

 

大学生~社会人の時は、ありがたいことに出会いが多かったからです。

 

合コンやドライブや色々なお誘いがありました。

 

私はそういうイベントに誘いやすい人だったみたいです。

 

大学生から 付き合っていた彼も結婚を真剣に考えてくれていました。

 

だから、恵まれた環境にいたのだと思います。

 

社内でも人気のある”憧れ”の人。

出合ったきっかけは、職場の上司と部下で、一緒に仕事をしていたことです。

 

彼は、私より6歳上でした。

 

新入社員の頃からずっとお世話になっていました。

 

最初はお互いに恋人がいたので、恋愛対象としては全然考えていませんでした。

 

ですが、彼は物静かで優しい性格でした。

 

見た目もかっこよくて 憧れは確かにありました。

 

ですが、自分には手の届かない存在だと認識していました。

 

社内でも、かなり人気がありました。

 

今の彼氏が自分には1番しっくりくると思っていました。

 

レストランデートの翌日に電話で告白されました。

ある日、職場の彼が彼女と別れた、という噂が流れてきました。

 

本人に聞いたら、 本当だよ、と言われました。

 

そんなに大好きでもなかったからとも言ってました。

 

じゃあ何で付き合ってたんですか?と突っ込んでみたら、寂しかったから、 と答えが返ってきました。

 

何だか彼が可哀そうに感じました。

 

本当に大好きだと思える彼女が本当は欲しいのではないか、と感じました。

 

そして、しばらくして「一緒に食事に行かない?」と誘われました。

 

まあ、彼女がいなくて寂しいから、いつも一緒に仕事をしていて 気を使わないで済む私が誘いやすいのかな、と思い軽い気持ちでOKしました。

 

そして、とても素敵なレストランに連れて行ってくれました。

 

窓からの景色も綺麗で、料理もおいしく、とても優雅な時間を過ごせました。

 

食事が終わると、じゃあ、と言ってお互い別れました。

 

なーんだ、彼の暇つぶしに付き合わされただけだったのかなと感じました。

 

でも、彼との会話は楽しかったので、満足でした。

 

次の日、彼から電話があり「昨日の食事の時にどうしても切り出せなかったんだ。 ごめん。~さんは、今は付き合っている人いるの?いなかったら俺と付き合って欲しいんだ。」 そう言われました。

 

びっくりしましたが、私は付き合っていた人と別れて彼と付き合うことに決めました。

 

別れた彼には罪悪感が残りましたが、今の彼のことが本当に大好きなんだと実感できたのです。

 

プロポーズの言葉は「幸せにするよ」

結婚を決断したポイントは、彼に対する一点の曇りもない想いです。

 

付き合い始めて3回目のお出かけの時、「やっぱり、会社の寮だと周りに気をつかうから嫌だよね。別のところを借りた方がいいよね。」と、意外な話を切り出してきたのです。

 

そして、「幸せにするよ。」と言われました。

 

それが実質のプロポーズでした。

 

私は彼のことが大好きで、ただそれだけです。

 

一点の曇りもなく、すぐに「ありがとう。嬉しい。」と言って、彼に抱きつきました。

 

彼より好きになれる人は、この先現れないと確信していました。

 

迷いや不安は全くなかったです。

 

24歳の時でした。

 

若かったから、すんなりと決断できたのかもしれません。

 

私と彼の両親も結婚を喜んでくれました。

結婚できて、本当に良かったです。

 

私は仕事より家庭を築きたいタイプの人間なので、その夢がかないました。

 

分の両親や彼の両親も喜んでくれて、とても嬉しかったです。

 

ずっと自宅で生活していたので、2人暮らしが楽しくて仕方がなかったです。

 

ただ、結婚直前に彼が転勤になり、実家から離れた場所に住むことになりました。

 

寂しい時も ありました。

 

恋愛は自分の両親をお手本にしていました。

婚活という言葉がまだ無い時代でした。

 

ですが、親から「お見合い結婚ではなく、相手は自分で探して欲しい。」とずっと言われていました。

 

大学に入ってからは、結婚してもいいかな、と思える人としか付き合いませんでした。

 

そして、恋愛結婚をした両親の仲が良くて、かなりお手本になっていました。

 

父はとにかく母のことが大好きでした。

 

子供の立場でも、それが十分伝わってきました。

 

自分のことを大好きでいてくれる人を探せたら、幸せになれる、と思っていました。

 

そして、父はとても優しい人でした。

 

だから、 真面目で優しい人がいいなとも思っていました。

 

父をかなり参考にしていました。

 

父がサラリーマンだったので、自分の相手もサラリーマンが良いな、と考えてました。

 

正直、自分の一番身近な大人の男性といえば、父しかいませんでした。

 

そして、私も父のことが大好きだったので、父のような人を旦那さんにできたらどんなに幸せだろうと思っていました。

 

恋愛テクニックのようなものは、私にはありません。

 

ただ、チャンスを逃さないことが大切かな、と思います。

 

それから、見栄を張らず、ありのままの自分でいることが一番だと思います。

 

つくろった自分を演じ続けるのは 限界があります。

 

悲しい時は思いっきり泣いて、嬉しい時は飛び跳ねる。

 

自分の感情を抑えないで、全て相手に見せてきました。

 

気を使わないでいられる関係でいたかったので、そのように過ごしていました。

 

あとは、男性は上手に褒めると、とてもいい気分になるみたいです。

 

だから、少しでも何かやってくれたら、「すごいね。~さんにしかできないよ。こんなこと。感激しちゃった。」と大げさに褒めてあげることが大事だと思います。

 

きっと、かなり喜んでくれるでしょう。