
19歳の時に付き合っていた束縛彼氏からの脱出計画
初めて長く続いた恋愛は19歳の時に付き合った彼でした。
お互い同じ専門学校に通っていて、私は一人暮らしをしていたこともあり、半同棲という形で楽しく過ごしていました。
学校に通っていた時は関係はよかったのですが、お互い社会人になり同棲が始まってから関係が変わりはじめました。
同棲した途端にかなりの束縛を受けるようになり、 会社関係の飲み会や男性のいる遊びには一切行けなくなり、携帯電話は鳴るたびに誰から?と必ず聞かれるようになりました。
外出ももともとあまり好きではない彼だったようで、 外出場所、時間まで制限され、別れを切り出そうと思いましたが、その彼はモラハラもひどく私が何か意見をすると怒鳴り、人の意見など全く聞かず 問題解決どころではなくなってしまい手がつけられないのです。
その時同棲していましたし、金銭的にも余裕がなく実家も遠いため、別れるために貯金をし、気づかれないように アパートを探し脱出計画を立てました。
仕事はやめたくなかったので職場近くのアパートを探し、ある日必要な荷物だけを持ち出て行きました。
それから、脱出計画を後押ししてくれた友達の紹介で今の旦那と知り合いました。 旦那と出会い約3年でゴールイン出来ました。
結婚願望は強く、焦りと不安が大きかった。
私も焦りはありました。
もともと結婚願望は強い方で、早く一緒に住みたいと思っていましたし、何年も付き合っていつ結婚するのか、それとも気持ちが変わって別れてしまうのではないか、 そういう不安がありました。
お付き合いってやはり口約束で、絶対この人と将来結婚するという保証もないので、不安と焦りは大きいと思います。
回りの友達は独身が多かったので、そんなに焦る必要はないとは思うのですが、個人的には焦っていました。
やはり結婚に対する憧れと、若くて綺麗なうちにウェディングドレスを着たい という願望もあったからだと思います。
押上での初デート。緊張しながらも自然体でいられた。
友達の紹介で、一番始めは電話でしゃべったのがきっかけでした。
すごく話しやすくて、初めてしゃべったとは思えないような感じでした。
その電話の後すぐ、2人で会う約束をし、初めてのデートは押上でした。
初めて会った時の印象はとてもさわやかな好青年で、いかにも野球を昔やっていたようなイメージでした。
すごくドキドキしていて、なかなか話かけられなかったのを覚えています。
とにかく一日緊張しっぱなしで、スカイツリーに登ろうとなったときも、待ち時間に何を話していいか わからずでした。
でも彼はそんなこと気にしてないようだったので、あまり偽らず自然体でいられました。
一人暮らしの彼の家で告白され、とても嬉しかった!
たまたま3連休だったので泊りに行く予定でした。
彼の仕事終わりに合流し、おしゃれなバーで飲んでいて、緊張で会話はほとんど覚えてません。
スーツ姿かっこいいなと見とれてました。
あまり飲み会などに慣れてなかった私は緊張で酔っ払って、気持ち悪くなり吐いてしまいました。
お店のトイレを占領してしまい、彼は1時間半くらい待たせてしまって、これは 終わったなと思い帰る手段を考えてました。
絶対嫌われたからどうしようとしか考えてなく、でももう終電もない時間だし、仕方なく自宅にお邪魔させてもらうことに。
彼も1人暮らしだったので。
そしてなぜがその夜彼から告白してくれました。
私は混乱しましたがOKし、晴れて付き合うことになったのです。
私はもう好きでしたし、付き合いたいという気持ちしかなかったので、とてもうれしかったです。
私はその時自信がなく、すごく迷惑をかけてしまった罪悪感で本当に私でいいのか聞きました。
そうすると「私がいい」と言ってくれたので、彼は私のどこに惚れたのかは 話してくれませんでしたが、結果よかったです。
もしかしたら彼も私と同じように雰囲気でいいなと思ってくれたのかなと思いました。
結婚を意識した彼とのお付き合いは、安心できるものでした。
とにかく優しい、怒らない、離れていてもなぜか安心感がある。
とても気が合うのです。絶対この人しかいないと思ってました。
3年付き合ってましたが、住んでいる場所が遠く、月に2回~3回会えるかどうかだったので、お互い私生活はあまりわからない状態で不安はありました。
ただそれ以上に性格はとても合うし、喧嘩もしたことなく穏やかに過ごせているので、これもなぜか安心感がありました。
前の彼氏と比べると天と地の差だったので、多少嫌な面があったとしても全然耐えられる範囲なんだろうなと思ってました。
比較対象があったからこそ、彼の良さがより 感じられたのだと思います。
一応彼と付き合い始めてから結婚は意識していたので、私のアパートにいつも1時間半かけてわざわざ来てくれていたので、その感謝と練習を込めて 夕飯を作っていました。
彼も一緒に作ってくれたりして、イメージは付きやすかったかなと思ってます。
手作り料理が食べたいと言ってくれるので、作って家庭的なところをアピール。
そして夕飯の外食代節約にもなるので一石二鳥でした。
会う時はだいたい泊りだったので、彼の生活のスタイルはわかりませんが、私のアパートに常に来ていたので、そのときは必死に掃除。
綺麗な状態を見てもらう努力をしました。
休日の過ごし方も何かと似ている部分があったのです。
外出が好きで、よく一緒に野球観戦に行きました。
外出は好きだけれどあまりお金は使いたくない。
金銭感覚部分も似ているところがありました。
後は、転勤族の彼だったので、転勤が決まり関東と関西の遠距離になってしまうのは彼もさけたかったのでしょう。
タイミングとしては良いきっかけになったのだと思います。
転勤がない人に比べ、全国転勤がある方はやはりタイミングで結婚という考えになりやすいと思います。
転勤先で相手を見つけるのも難しいと思うし。
独身時代では味わえない幸福感。今の旦那以外には考えられません。
付き合っていた頃とは違い、先の見えない不安感がなくなりました。
信頼と安心が産まれ、より穏やかに過ごせています。
ただ、私のタイミングはこの時期なのであって、人には人のタイミングがあるのだろうと思うので、他人の結婚、妊娠報告に過剰に気にならなくなりました。
後は正直金銭的な余裕がうまれて精神的な面でも安心です。
今の旦那には結婚してくれて本当に感謝していますし、これからも仲良く過ごしていきたい気持ちでいっぱいです。
同棲している時にはなかった配偶者控除の面だったり、いろいろ利点があるので、同棲を長く続けるよりも結婚した方が得になることがたくさんあるということも痛感しました。
もちろん、焦って結婚するものでもないですし、正直結婚したい相手ときちんと付き合えているかが重要だと思いました。
将来のない人とだらだら付き合っていても 時間の無駄でしかないので。
将来本当にこの人と結婚したいという方なら、今は仕事が忙しいとか、時期ではないとかいろいろ事情はあると思うので、、、。
やはり結婚は本当にタイミングだと思います。
のろけになるかもしれませんが、私は今の旦那以外は本当に考えられないです。
結婚指輪もちゃんと結婚しているのだという証ですし、愛の形を常につけていられるのは とても安心できます。
結婚に対してここまで幸せな気持ちになれるとは正直思っていませんでしたが、今本当に幸せです。
平凡な毎日。
穏やかな日々。
やはり独身時代には味わえない喜びを感じることができています。