理想にとらわれすぎないで!「キモイ」と感じた男性と結婚することもある!

14歳でお見合いパーティーに興味を抱いてました

私は10代の頃からとてもませた子供だなぁと自分でも感じていました。

 

まわりが大人だらけで育ってきているので「大人の男性とお付き合いしたい!」とずっと考えており、14歳でお見合いパーティーの広告を一生懸命読んだりと、ちょっと変わった子だった気がします・・・。

 

義務教育を卒業してからというもの昼間と夜を掛け持ちして見たり、かなりハードな生活をしていました。

 

旦那さんと出会う直前までの私は、あまり人に言えないような雑な男性経験を重ねていました。

 

昔から”若いお母さん”に憧れていた

結婚に関して焦りはかなりありました。

 

私は子供の頃から「早く結婚してみたい」と強く思っていましたので。

 

まだ当時は10代だったこともあり、「若いお母さん」にもすごく憧れを持っていました。

 

肝心の旦那さん(当時は彼氏)はというと、職人気質で普段は無口な性格だったので私の結婚願望を理解してくれているのかとても不安に思っていました。

 

あまり焦った様子を見せてしまうと男性は怖がると知人から聞いていたのもあって、初めて結婚というキーワードを出すまでには結構勇気が要りました。

 

現旦那のはじめての印象は「キモい」笑

旦那さんとの出会いは私が16歳になったばかりのころ、母が知り合いの社長さんに口をきいてくれたんです。

 

私が上手に男性とお付き合いできていないのを知っていましたから、きっと心配に思っていたのでしょう。

 

話が出てから一ヶ月ほどした時に、地元のちょっと静かに食事ができるお店で待ち合わせをしました。

 

一対一でお話をしたのですが、その日彼とはほとんど会話をしなかったのを鮮明に覚えています。 第一印象はひたすら「キモい」でした(笑)。

 

しつこいメールも、実は気遣いに溢れていた。

無口で顔にも感情を出さない彼に対してキモいという印象しかなかったので、初日に会ってから以降は私の方から連絡することはなかったです。

 

なのに、それ以来「おはよう!今日の天気は〜」から始まるメールが毎日送られてきていました。

 

内容は今日の天気の後に前日あった出来事みたいな日記のような一言が添えられていて、最後はほぼ「では、今日も一日頑張りましょう!」で締めくくられていました。

 

返信はしないでスルーし続けていたのですが、「返信がないなーこれは脈無しかな?」とわかってからも3日に一度はきていました。

 

しかもメールが送られてくる時間もちゃんと決まっていて、彼の出勤時間と思われる朝の7時から7時30分の間でした。

 

あまりにもしつこく連絡をしてくるのでうんざりしかけていましたが、メールの文章を読んでいるとちょっとしたことに気づいたのです。

 

彼がくれるメールは全て、私が返信しなくても気にしないで大丈夫な内容でした。

 

「手紙」のような感覚で、まるで「恋文」のような風にも捉えられるなぁと感じてから、少し心がキュンとしたのを覚えています。

 

それからすぐに2回目のデートをすることになったのですが、私の方から誘いました。

 

一緒に食事をしてから彼が知っている夜景が綺麗に見えると いうとっておきの場所へ連れて行ってもらい、初めてのキスをしたら急速に仲良くなった感じがして嬉しかったです。

 

 

どんなに素敵な彼でも浮気する可能性があればダメ

結婚に至ったポイントは彼の「誠実さ」と「絶対に浮気しない人」だと感じたところだと思います。

 

早く結婚して子供が欲しいと思ってはいましたが、チャラチャラした男は絶対浮気をする!という思い込みがありましたし、 やっぱり女性はいつまでも「女性」として大切に扱ってくれる男性が一番だと思います。

 

そして、一番ダメなのが「浮気」です。

 

どんなに見た目が良くても、どんなに優しく接してくれても、身体の相性がよかったとしても、 浮気をする可能性が完全に0だと客観的に見ても確信できない人とお付き合いを続けるのはすごくリスクが高いと思います。

 

結婚して精神的にもすごく安定するようになりました。

結婚できて良かったと思うのは、「安定した生活を手に入れて心が大きく成長できた」という点です。

 

それまでの私は他人に簡単に嫉妬したり、いつも原因不明な不安感に襲われたりしていたものですから。

 

「泣きたい時や不安な時に頼れるパートナーがいる」、という安心感は私にとっては何物にも代えがたい素敵なものだと思います。

 

「相手の立場になった思いやり」を大切に。

結婚を考えるのなら、まずはお相手となる異性と出会わなければ話が始まりませんよね。

 

「出会いがない」と嘆いていらっしゃる方をよく見かけますが、私はそんな方達に「出会いなんてあちこちに落ちている」と力説したいと常に思っています。

 

出会いがないと感じているのは何故でしょうか?

 

運命的な出会い方がしたい」「こんな風に異性と出会いたい」といった、理想でガチガチな シチュエーションを心のどこかで期待している部分もあるのではないでしょうか?

 

少なくとも、私のまわりでずっと結婚したいけれど「出会いがない」と言っていた人たちは、男女問わず理想の出会い方にこだわりを持っていました。

 

私が現在も心掛けていることは、恋愛だけではなくいろいろな人たちと仲良くなることです。

 

交際に至るまでは旦那さんの方から良いきっかけを与えてくれましたが、どんな些細なことにも目を向けて、自分に関係する人たちがどんな気持ちで自分と関わってくれているのかを考えることが大切だと思っています。

 

彼のちょっとした心配り、小さな小さなことでしたが注意して見てみると興味がわき、前向きに彼をみることでさらに良い部分を発見し・・・と、どんどん仲良くなっていくことができました。

 

そして、もう一つ大切なのは気になる異性ができた時、お相手が女性でも男性でもその人の周りにいる方たちを大事に思うことです。

 

特に男性は周囲の人たちの評価をとても気にします。

 

媚をうる必要はありませんが、例えば「俺にもあんな優しい彼女が欲しい」「羨ましいなぁ」と 友達から言われることは、女性が考えている以上に嬉しい生き物なのです。

 

「相手の立場になった思いやり」を忘れずに、たとえ人には見えていない時でもしっかりと「自分」を持ちましょう。

 

すぐに結果は出なくても見ている人は見てくれています。