居酒屋で彼から話しかけられたその瞬間「結婚する」って思いました!

バレーボール中心の彼とは、最後は同居人のようになりました。

社会人になってお付き合いした方は3人。

 

一人目の彼とは3年ほど付き合い特に問題は無かったのですが、私がどうしても地元へ帰らなければならない事情ができて遠距離恋愛になりました。

 

将来的に同じ土地で暮らすことが難しいのは分かった上での選択だったので、結局は自然消滅で終わりました。

 

二人目の彼は地元で務めていた職場の先輩に紹介されてお付き合いしたのですが、彼は自分の趣味のバレーボールを中心にした生活を崩さない人でした。

 

練習、試合、小学生チームのコーチとして、休みの日がほとんど潰れるので、デートもままならない状態。

 

それならばと同棲をして二人の時間を増やそうと目論んだのですが、家に帰って来るのは夜遅くで休みは全部バレーボール関係で出かけてしまうので、最後の方は単なる同居人となってしまいました。

 

結局、私が他にセフレを作ってしまい、彼への思いもつきてしまって別れました。

 

1人で生きるには十分な収入は得ていた。

結婚も考えた同棲だったのですが、他人と暮らすのは思ったよりも大変なことや忍耐が必要なことを知って結婚への憧れは無くなりました。

 

田舎なので同棲のことも別れたことも噂になり、親のプレッシャーもきつくなったので、地元を再び出て引っ越しました。

 

もう35才でしたが、資格を持っているので一人で生きて行くには十分の収入を得ていたので、気楽に生きていこうと思っていました。

 

住宅街にある居酒屋に居合わせた見知らぬ客同士

主人と知り合ったのは引っ越して3ヶ月経ち、新しい環境に慣れ始めた頃です。

 

私は元々、一人でも飲食店に入って食事ができるタイプなのですが、その日は焼き鳥が食べたくなったので居酒屋に行きました。

 

繁華街からは外れて住宅街にある居酒屋だったので、週末なのに客は半分くらいしかいませんでした。

 

一人なのでカウンターに座ったのですが、三つ離れた席に座っていたのが今の主人なのです。

 

初めは見知らぬ客どうしとして出会いました。

 

実は、初めて話しかけられたときに「結婚する」って思ってました。

彼も一人でした。

 

なんとなくチラチラ見られているのは感じていたのですが、女が一人で居酒屋にいれば目立つことは分かっているので「珍しがっているんだろう」くらいにしか思っていませんでした。

 

食べたいだけ食べ、飲みたいだけ飲んで店の人に「お勘定を」と声をかけたのですが、店の人より先に主人が「自分一人で来たん?」とびっくりしたように話しかけてきました。

 

続けて「連れは?」と。

 

私は「いません。焼き鳥食べたかったから来ただけです。」と答えて支払いを済ませました。

 

主人は一緒に飲もうと誘ってきたのですが、正直男性には警戒していた時期だったので断りました。

 

すると 「そんなら俺また来週もここで飲んでるけん、気が向いたら来て」と言うのです。

 

その時は適当に笑って店を出たのですが、なんとなく気になって翌週またその居酒屋に行きました。

 

実は最初に話しかれたときに「あ、結婚する」と直感が働いていました。

 

無くしてしまったパズルの最後のピースが見つかった、というような感じです。

 

なので居酒屋で再会したときから意気投合して、「俺と付き合う=結婚って覚悟せんばよ」という台詞に「よかよ」と答えてました。

 

それからは仕事終わりに毎日会うようになりました。

 

知り合って2週間ぐらいした頃に、私が高熱で寝込んだことをきっかけに、お互いの部屋を往き来するようになり、2ヶ月経った頃には同棲、4ヶ月後に入籍。

 

一人で生きていくための新天地でまさかの結婚とは自分でも予想外でした。

 

直感と勢い。ただ、それだけです。

結婚を決断したポイントは直感としか言い様がないです。

 

一人で生きこう、そう思っていたのに元彼と別れて3ヶ月ぐらいで結婚を決めた自分の当時の状態は「直感と勢い」としか言いようがありません。

 

でも、思い返せば、元彼達にはこれといってピンとくるモノがなかったというか、それなりにときめきはあったのですが、決定的な決め手は無かったように思います。

 

大人になったのだから付き合ったら結婚するのが当然の流れ、的な感じで交際していたので当然だったのかもしれません。

 

主人の場合は理屈では無く、なにか本質的なところで「この人となら多少の不満は折り合える」という気がしていました。

 

全く違う家庭で育ったのだから相手は異文化の人です。

 

生活習慣など細かいところが自分とは全く違うこともあり、それが一緒に暮らす上でのストレスとなることは元彼との同棲で嫌と言うほど身にしみていました。

 

それでも主人とはその違いがストレスでは無く笑い話になる事が多く、直感は間違っていないと信じて決めることができました。

 

周りからは”ラブラブで羨ましい”と思われているようです。

結婚できて良かったと思います。

 

世間的にも結婚していた方が信頼度が上がるというのはもちろんですが、生活の幅も物事の捉え方も広がって人生が面白くなりました。

 

子供ができないこともあるのか、人から見ると今でもラブラブで羨ましいと言われます。

 

私たちにとっては普通のことでも人に言わせると「甘い」らしく「いつまで新婚気分なのか」と突っ込まれることもよくありますよ。

 

最近は「ほっといてくれ」と思ってます。まぁ、やっかみかな、と思ってますけどね。

 

一度「結婚したいモード」をセーブするのもあり。

結婚したい!結婚しなければ!と焦るのは良くないのかもしれません。

 

焦っている自分に気がついたら、一度「結婚したいモード」をセーブして見るのもありだと思います。

 

もちろん、女を捨てるのでは無く「一人の女として日々を生き、楽しんでみる」という時間も必要かな、と思います。

 

料理にしてもお洒落にしても男目線を気にしてばかりではなく、自分がまず楽しむことを大事にすると人としての魅力もアップすると思います。

 

それに、そういう余裕が「ターゲットを感知、ロックオン」という直感を磨いてくれるのかも?しれないです。

 

結婚できて異な女性に足りないと思うのは(これは男性にも言えますが)「自分ルールを柔軟に変えられない」という部分だと感じます。

 

何かにつけて「信じられない」とか「それじゃあ駄目よ」と自分の視点でした考えられない人は相手を許すとか、許容するといった度量が足りないと思います。

 

自分との違いを許容できなければ他人との生活はストレスだらけです。

 

自分のルールや価値観を全く否定する必要はありませんが、他の人の価値観を「そうなんだね」と受け入れる余裕のある人は結婚できている割合が高いと思います。

 

また、結婚生活も順調な人が多いですね。

 

私自身、元彼と同棲したときに「何でそういう風にするの?」「どうして私の思うようにやってくれないの?」という怒りを持つことが多かったです。

 

ちょっとした事なのに「こんなこと信じられない」と不満だらけでした。

 

彼のことに限らずそういう場面は多かったと思います。

 

そうした経験から力を抜いて、一歩引いて自分や相手を受け入れてみたら結婚はポンとやってきてくれるのかもしれませんね。

 

何が何でも結婚!とギラつかずに余裕を持って、でも出会いの場には積極的に出て行く人とはチャンスを見つけていると思います。