
特定の人と付き合うことは、縛られるようで嫌でした。
高校が女子高、しかも地方だったので、大学まで全く男女交際とは無縁でした。
大学生活も最初の頃は女子とばかりつるんでいました。
そのうち仲間にちらほら彼ができだし、私も声かけられたりするようになりました。
食事や映画、水族館、ボーリングなどに行きましたが、ほとんど紹介者の友達と一緒だったりで、個人的には発展したことはありません。
個人差があるからでしょうが、誰か特定の人と付き合うのは縛られるようで嫌だったからです。
本当につきあいたいと思える人がいなかったからだと思うのでそれで良かったと思っています。
なんとなく、売れ残るのはいやだなぁと思ってはいた。
結婚に関して焦りはありませんでした。
私の時代は、成人するとおばさんと後輩から呼ばれましたから、それが嫌だと思ったことはありましたが、就職も絶対したいと思っていたので、そんなに真剣に思いませんでした。
就職試験の準備をしながら、漠然と売れ残りになるのは嫌だなとは思いましたが、なんとなく思っていただけだったような気がします。
つまみも食べずにお酒を飲むタイプの人。
出会ったきっかけは、大学の卒業式の夜の飲み会の席でした。
先輩や仲間内が開いてくれた会に出たのですが、そこで紹介されました。
名前、仕事など一通り自己紹介のようにその場の方とも交わしました。
初対面でしたし、そんなに話した記憶もなかったです。
ただ、お酒は好きなようで、つまみも食べず飲むタイプなんだと観察していました。
その場では個人的な話はしなかったので、皆さんと話して食べて卒業式の夜の楽しい思い出となりました。
彼の担任していた生徒に伝言をつたえました。
主人の職場は大学の付属高校で、飲み会の翌日、校内でクラブの指導に自転車で向かうジャージ姿の主人にばったり会いました。
すぐわかり挨拶をしました。
晴れていて良い天気だったので、背中に青空を背負って爽やかに見え、断然いい印象が芽生えました。
そこから異性として意識しだしたと思います。
同僚の方から情報を教えてもらったり、応援して貰ったりするうちに、何となく周囲もそんな雰囲気になっていったように思います。
ある日、主人の担任していた生徒に会い、校外学習があるとわかり、「では先生にお土産買ってきてと伝えてね」と話したら、本当に伝わり、お土産が届きました。
冷やかされつつ、意識して交際が始まりました。
私は卒業しましたが、目標の就職のために資格を取りたかったので、1年大学に残りました。
付き合い出したからわかったのですが、どうも彼女がいたらしく、仲の良い同僚の方と一緒にしっかり話をつけてくるからと言われました。
若かったからだなあと今は思いますが、信じることにし、自分は自分と就職試験の準備に全力をあげました。
そうこうするうちに、すっかりそちらの話もつきましたが、お金がなかったことや主人も実家を出たいと思っていた時期だったので、一緒に暮らすことにしました。
その時も余計なことは考えず、将来のことは良くなるとだけ思っていました。
信じる者は救われるです。
生活うんぬんより、愛しているかだけ!
結婚を決意したポイントは、好きかどうか、愛しているかどうか、一緒にいたいかどうかしかありません。
その考え方は今も基本的に変わっていません。
好き嫌いや愛だけでは暮らせないなんて、今の自分なら生活することの大変さを心身で体験してきましたし、していますから身に沁みてわかりますが(笑)
誰でも生涯に何回か自分で選び、決心しなければならないことに出会います。
避けられないことなのだから、自分の気持ちに正直になるのが何より大事だと思いますし、そうできることし幸せなことだと思います。
結果はさておき、後悔しないように生きることです。
結婚までの期間は、かけがえのない大切な時間でした。
結婚できて、ひとまずほっとしたというのが正直な感想です。
時代が今と違いますが、相手がいないときから、なんとなくですが、自分も周りも売れ残りだけは嫌だなという感じの時代でしたから。
貧しくても苦にならなかったし、その先を夢見ることができたので、今思うとかけがえのない大切な時で懐かしく思い出します。
若いときこそ二度とないのだから、大切に過ごして良い体験をしてほしいと思います。
自分の中に”自分をみつめるもう一人の自分”を持つ。
見た目は綺麗がいいに決まっているし、若い時はなおさらに容姿を気にしたりするものです。
私は小柄で小太りの方でしたが、あまりそんなに気にしていたような記憶はありませんでした。
今はエステ、ダイエット、ネイルにエクステなどの美容方法も溢れるほどにあり、自分の好みなどら合わせてチョイスできるいい時代ではないでしょうか。
時間や仕事の合間にできるダイエットも明治、DHCなど手軽に選べてできますからいいですね。
スキンケアもたくさん商品が出たり、サンプルから選べたりするから、こまめに試して日頃から磨きをかけましょう。
見た目も大事なのですが、中身はもっと大事で、いくら綺麗でも頭の中身がスカスカだったり、常識がなかつたりするとがっかりされるし、損しますから、教養も身につけたいものです。
夢中になるのは当然で幸せなことだし嬉しいことですが、いつも自分の中に自分をみつめるもう一人の自分を持つことをお勧めします。
これは恋愛だけでなく、生きている全てといってもいいくらいの事柄にいえます。
失敗もしますが、大事なのはそのときどう対処するかなのだから、そういう知恵や知識を養っておくことがとても重要です。
「誰かいい人いませんか」とか「誰か紹介してくださいよ」が口癖の人がよくいます。
そんな人に限って、自分が見えていないと思えてしかたがありません。
そしてたいていの場合、そういう人は他人から言われたり、他人の言うことに素直に耳を傾けることのできない人が圧倒的に多いのです。
本を読んだり、舞台を見たりする趣味も大切で、必ずや心の糧になるはずです。
だから、余暇を有効に使い、中身の自分磨きにも力を入れましょう。
そんに人になれたら幸せが向こうから近づいてくるはずです。