
とある交際をきっかけに、男の人が信用できなくなった。
元々顔が良くなく癖っ毛なのと、クールな印象で近寄りがたく見られるのが悩みでした。
それに加えて中学校までは親がコンタクトを許してくれず眼鏡で通っていたので、自信なんて全くありませんでした。
初めて彼氏ができたのは高校1年生の4月でした。
高校デビューしてとりあえず彼氏がほしかった私と、とりあえず彼女がほしかった彼。
お互いそんな感じだったので2ヶ月でお別れしました。
この後縮毛をかけてサラサラストレートになったりお化粧を覚えました。
2人目の彼は高校2年生の9月。
クラスの人から紹介したい人がいると言われて連絡を取り始め、そのまま告白され付き合うことになりました。
1年半ほど付き合い、お互いちゃんと好きだったと思うのですが、大学受験ですれ違いが続き、高校卒業と同時にお別れしました。
3人目の彼は大学2年生の12月。
友人に誘われて行ったイベントで出会ったイケメンでした。
ちょうどクリスマス前という雰囲気も手伝ってお付き合いすることに。
これは半年でお互い冷めてしまってお別れしました。
次は大学3年の7月。
友人と遊んでいた時にたまたま出会った友人の先輩でした。
彼から好きになってくれて、付き合うことに。
3年ほど付き合い、このまま結婚かと思いましたが、彼が借金を抱えていた上仕事も辞め、私のカードを勝手に使っていたことが発覚し、お別れしてもらいました。
それ以来男の人が信用できなくなってしまいました。
できれば20代のうちに結婚&出産。
結婚に対して焦りはまあまあありました。
まだ25歳でしたが、身近な友人が結婚したのも相まって、漠然と20代のうちには結婚とできれば出産までしたいなと思っていたので、それを逆算して考えると意外と時間がないと思いました。
てっきり3年付き合って裏切られた彼と結婚すると思っていたので、また1から探して出会って付き合って、、
そのステップを踏むことを考えるとそろそろ本気で考え始めなければという感じでした。
はじめは、好きどころか、むしろ嫌いでした。
出会ったきっかけは就職です。
同じタイミングで入社した同期だったのですが、最初の印象は「自分と正反対な人」で、正直苦手なタイプでした。
元気で声が大きくて、何も考えずにとりあえず何でも返事をする、考える前に行動してしまうタイプの人でした。
3年ほど一緒に働いていましたが、特に何の感情もありませんでした。
むしろ1度一緒にした仕事と時にお互いの考え方が合わず、それを一方的に怒られたことをきっかけに大嫌いになったほどでした。
タイプが真逆だからこそ、うまくいくことも多かった。
大嫌いだったところからのスタートでした。
同期として一緒に飲みに行ったりする機会が増え、飲みの場でも仕事のことを熱く語り合ったりしているうちに、だんだんとただ暑苦しい人というわけではなくて、ちゃんと相手の為を思って言っていることが分かり、少しずつ誤解は解けていきました。
そしてある日大きな仕事を2人で任されることになったのですが、正反対な2人だからこそとてもやりやすかったのです。
彼は会議での案件の進行や外部とのやりとりなど表に出る直接的なコミュニケーションが得意で、私は資料作成や資料説明など裏方の仕事が得意でした。
なので表の仕事は彼が、裏の仕事は私が、という風に手分けして仕事を進めていくととてもやりやすく、その仕事は最終的に上司に褒めてもらえる結果となりました。
けっこうキツイ仕事で、約1週間ほとんど家に帰らず仕事をすることになり、途中でくじけそうになる時もありました。
しかし、お互いにどちらかが嫌になりそうな時、やってやるんでしょと気持ちを思い起こさせ合いながら、最後までやりきることができました。
この仕事を終えてから、周りからも表裏一体って感じでお似合いだと言われるようになり、自分たちでもこれまで正反対だから絶対に合わないと思っていたけれど、意外と合うのかもと意識するようになりました。
そして仕事の打ち合わせを兼ねて休日に会う機会があった際に彼から告白してくれ、お付き合いに至りました。
過去のトラウマから、”嘘のつけない”彼に惹かれたのです。
結婚を決断したポイントは、「嘘がつけない人」だったことです。
私はかつて結婚を考えていた人に裏切られた経験があります。
毎日仕事に行く姿を見送っていたのに、実は仕事を辞めていて、しかも勝手に私の口座からお金を出して使うなんてことをされた私にとって、嘘をつかないこと、私を裏切らないこと、それが何よりも大切なことでした。
彼は良くも悪くも正直者で、国語もあんまり得意ではなく話す言葉は直接的なものばかり。
この人ならきっとずっと信頼していられると思えました。
また職場内結婚だったので、周囲が常に私の味方をしてくれることも大きなポイントでした。
何かあればすぐに私に言ってね!そしたら怒ってあげるから!と言ってくれる先輩たちがいたので、こういう状態だと浮気もできないだろうと安心して結婚できました。
あとは、彼の両親がとても気さくな人だったことも大きかったです。
お嫁に入るということもあり。厳しいお姑さんだといつか嫌になってしまいそうなので、そこは大きなポイントでした。
結婚、そして出産。すべての道のりが楽しくて仕方なかった。
結婚できて、ただただ幸せな気持ちでした。
私の場合おめでた婚になったので、好きな人と結婚できた幸せはもちろんですが、それ以上に好きな人との赤ちゃんを授かれた喜びも相まって、幸せでいっぱいでした。
そこから入籍、結婚式、出産と幸せなことずくめで、楽しかった思い出しかありません。
当時まだ25歳だったこともあり、あまり行き遅れずに良かったという気持ちはありませんでしたが、両親を安心させてあげられて良かったという気持ちはありました。
人生を全力で楽しんでいますか?
私が婚活へのアドバイスで言えることは、「自分磨き」「妥協」「人生を全力で楽しむ」が大切だということです。
これは私の持論ですが、「相手は簡単に変えられないが、自分は簡単に変えられる」と思っています。
なので、私はこれまでも誰かとお別れするたびに「もっと自分を磨いて、別れたことを後悔させてやる!」と思っていました。
魅力的な女性になれば、自然と男性の目に留まると思いますし、そうしていくことで自分自身も自信が持てるようになりました。
下を向いて歩きがちだったところから、まっすぐ前を見て歩いていけるようになりました。
また、私が思う結婚は「当たり前と妥協」だと思います。
毎日同じ場所から出かけて、同じ場所に帰ってきて、一緒に生活する。
そんな風に同じ時を過ごすことが当たり前になっていくことが結婚ではないかなと思います。
しかし、そんな中でどうしてもお互いの考えが違う時が出てきます。
それはどんなに好きだったとしても結局は他人なので、仕方のないことだと思います。
お互いに話し合い、妥協点を探していく。
そうして、ある程度は妥協をすることが結婚ではないかなと思います。
そして何より、「人生を全力で楽しむ」ことが大切です。
一生懸命にやっている人を見て不快な気持ちになることってあまりないと思いますし、例え成功しなくても頑張ったぞって自分は思えます。
不思議なことですが、自分が男!男!ってガツガツしている時は男性は近寄ってこなかったです。
それがもうしばらくお付き合いはいいかなあと思って、仕事に自分磨きに勤しんでいる時に限って寄ってきてくれる人がいて、頑張っていたら見てくれてる人っているんだなと思いました。
婚活には、最終的に自分らしさが大切だと思いますので、皆さん頑張って下さい!