
高校生の時に付き合った年下の彼が忘れられず・・・
高校3年の時に付き合った年下の彼がいて、付き合った期間は1年くらいとそんなに長いわけではなかったのですが、その彼の事が好き過ぎて彼に負担をかけてしまったのかフラれてしまいました。
その後はそれなりにモテて、お付き合いした人も少なくはなかったのですが、その年下の彼のことが忘れれず誰とも上手くいかず…という恋愛を繰り返し、気がつけば社会人。
そこからは出会いもなく、恋愛からも遠ざかってしまい、私はこのまま誰とも結婚できないのかなぁと思い始めたので、女性が1人で生きていくために必要なお金の本など読むようになりました。
そんな時、友達から紹介されたのが今の旦那でした。
一人で生き抜く準備をすることで、結婚への不安を和らげていました。
結婚に対して焦りが無かったと言えば嘘になりますが、焦って結婚するのも良くないと自分に言い聞かせていた感じでした。
年齢も20代後半に入り、周りの友達はどんどん結婚していき、このまま私は1人かも…と思うようになりました。っ
1人で生きて行くために必要な準備はしとかないとかなぁと心構えを始めた事で、不安や焦りは少し和らいだ気がします。
初めて会った印象は「住む世界が違うかも・・・」
なかなか彼氏を作らない私を見兼ねた友達が、「この前仕事で独身の優男を見つけたから紹介していい?」と声をかけてくれました。
そのあと連絡先を教えてもらいメールを送ると、ちょうどお互い次の日が仕事が休みだという事が判明し、心の準備もあまり整わないまま初対面。
私が夕方から予定を入れていたので、カフェで数時間ほどお茶をしました。
最初の印象は「何か私とは住む世界が違うかも…」でしたが、数時間じゃ分からないし、不思議と初対面でも自然体でいられる自分に気がついて、その後も何回か会うことにしました。
手が触れそうで触れない距離感に心臓がバクバク
今の旦那さんと出会ってから付き合うまでは、1週間と短い期間でしたが、1週間で3回以上はちょこちょこ会う事が出来たので、好きかどうか判断するには充分な時間だったと思っています。
最初こそ住む世界が違うと思っていた旦那さんの事を、話すたびに根本的には自分と彼の性格や考え方が似ていることがだんだん分かってきました。
そんな中、まだ会って1週間で付き合ってもいないのに、旦那さんの友達が集まる食事会?みたいなものに呼んでもらい、しかも数人ではなく結構な人数がいてびっくりしたのを覚えています。
でも、どんな友達と付き合ってるのかも知る事が出来たし、友達からの旦那さんの評価も聞くことが出来て結果的にはすごく良かったと思っています。
その帰り道、近くの駅まで一緒に歩いている時に、手が触れそうで触れない距離に凄くドキドキして、早くこの人と手が繋ぎたいなぁと思っている自分がいました。
その時に、この人の事が好きなんだ…と気づきました。
その日は何事も無く帰ったのですが、帰ったその日に「明日、夜会えない?」とメールをもらい、また次の日も会う事になりました。
そして焼き鳥屋で告白されました。
今までの恋愛はロマンチックな夜景が見える場所で告白とかもありましたが、私はそういうのがちょっと気恥ずかしくて苦手なタイプなので、告白場所はムードも何も無かったけど、無駄に飾らない彼らしくて自然体で逆に嬉しかったです。
結婚後の生活がイメージできたからでしょうか。
結婚を決断したポイントは、自分が自然体でいられることでした。
そして、私が結婚相手に求める第一条件の「結婚しても好きな仕事を続けられる」という条件を満たしていた事でした。
自然体でいられる事と、仕事を続けられる事という条件をクリアしていたので、片付けが下手とか他にも気になるところはありましたが、私がフォローすれば良いかなと思い、特に迷いはありませんでした。
年齢も30歳に差し掛かる頃で、結婚に対する意識もありましたし、結婚したらこんな生活になるだろうなぁと想像できたのは彼が初めてだったのが一番大きかったと思います。
彼以外との結婚はありえないと思います。
結婚出来て、正直良かったと思っています。
一時期は仕事も好きだし独身を覚悟した事もありましたが、結婚しないと味わえない幸せを感じる事が出来ました。
もちろん育った環境も違う人間同士が共に生活していくので、好きだけではどうにも出来ない、生活していく上での価値観の違いやお金の事などの現実的な悩みはありますが、彼以外との結婚生活はあり得ないと思っています。
もし結婚できなくても、違う道がある、という”余裕”。
社会人になり出会いがめっきり無くなってしまったので、周りの友達には彼氏が居ないことを公言するようにしていましたし、結婚願望があることもチャンスがあれば言うようにしていました。
それでも、現実的には出会いはなかなか無かったので、エクシオなどの婚活パーティーにも参加した事もあります。
それから結婚したいと思うだけでは焦ってしまって冷静に相手を見極める事が出来なくなるのではないかと思いました。
そこで、もしこのまま誰とも結婚出来なかった場合、お金はどれくらい貯めたら良いか、住まいは結婚出来ず35歳を迎えたらどうしたら良いか、など本を読んだりネットでコラムを読んだりして少しずつ調べ始めました。
そうする事で、結婚はしたいけど、もし出来なくても自分には別の道があると思えて少し余裕が生まれたのが良かったと思っています。
外見にも気を遣いました。
私は理想体重より太らないよう、寝る前にスクワットとストレッチは必ずしていました。
それから、肌が綺麗な方が何割か美人に見えると思い、肌ケアにも力を入れました。
具体的にはクレンジングと洗顔は丁寧にし、化粧水は必ずコットンで時間をかけて肌に入れることを徹底していました。
保湿に時間をかけることで、夜のリラックスタイムにもなりますし、肌も綺麗になって一石二鳥だったと思います。
あとは、学歴や会社名などスペックだけで判断せず自分が幸せになるためには…と常に考えていました。
結婚できていない女性は理想が高すぎる事が多く、その理想の異性に自分は釣り合うだけの人間なのかを考えた時に、相手にばかり求めている人が多い傾向にある気がします。
ステキな異性と結婚するためには、自分もそれに見合う人間でなければならないと思います。