三回告白し、三回振られる。十数年に渡る初恋をようやく実らせた!

初恋が忘れられず、青春を棒に振っていました。

初恋でした。

 

結婚した今だからこそ笑って話せますが、この初恋で私はかなり悩みました。

 

学生時代、旦那に情熱を注ぎある意味で青春でしたが、ある意味で青春を棒に振っていました。

 

社会人になってから二人彼氏が出来ましたが、私は初恋が忘れられず…でも当の初恋相手には再三フラれていたので、もうどうにでもなれ!くらいの投げやりな恋愛しか出来なくなっていました。

 

もし、旦那に再会出来ていなかったら今頃妥協婚真っ最中だったかもしれません。

 

この世て唯一結婚したいと思う人との失恋。

結婚に関して焦りはありました。

 

傍目から見たら彼氏もいたし、結婚の話はしているしで、とても順調そうに見えたと思います。

 

が、その彼氏と結婚したくない!と本気で思うようになってから、理想が高い云々の前に私が結婚したいと思っている相手はこの世にたった一人しかいない特定の人物なんだと気付いてしまってどうしようもなく悩みました。

 

唯一結婚したいと思う相手に失恋済みって救いようがないです。

 

好きは人間観察の延長?!

出会ったきっかけは中学校です。

 

旦那は私のクラスメートでした。

 

田舎なので同級生の大半は小学校からの顔なじみになるのですが、そんな中で旦那は隣町の小さな小学校から来た数少ない顔を知らない同級生でした。

 

最初はそういった点で目立つ存在だったのですが、後によくモテることが判明し、そこから人間観察の延長が行き過ぎて好意に変わったのだと思います。

 

一目惚れでもなければ好きになるきっかけもありません。

 

気付いたら目で追っている自分がいました。

 

メールで三回告白、三回とも振られてしまった。

好きだと気付いてからも中々話しかけられずに、一年半が経過し、中学校生活もあと少し!といった時、最後の席替えがありました。

 

なんとここに来て、旦那の真後ろの席を引き当てた私。

 

その日から私の日常は変わりました。

 

気さくな旦那と私はすぐに打ち解け、私の中で異性で一番が仲が良い友達にまで進展。

 

それはそれは楽しい日々でした。

 

この頃、告白が頭をよぎりましたが、今の関係が崩れることが恐くて結局できませんでした。

 

しかし、中学を卒業してからは状況が一変。

 

高校は同じでしたが、クラスが離れてしまいめっきり会話をすることがなくなってしまいました。

 

勢いあまってメールでの告白を三回して三回フラれました。

 

後に旦那には彼女が出来、私の初恋は終わったはずで、アドレスは消しました。

 

社会人になり、当時の彼氏と結婚の話が出始めた頃、旦那が夢に出てくるようになりました。

 

決まって学生時代の夢なのは、私が今のあの人を知らないから… そう思うと虚しくて、それと同時に会いたいという気持ちが強くなりました。

 

このままではいけないと思い、彼氏とは別れ、友達経由で再度旦那のアドレスを入手。

 

一晩悩みぬいてメールを送信したのが二度目の恋の始まりでした。

 

メールを送ってからすぐにLINEでつながり、二ヶ月後に居酒屋で二人で会いました。

 

めちゃくちゃ緊張しましたが、「絶対もう勢いで告白はしない」と決めていたので、あくまで友達として会いました。

 

それ以降、ほぼ毎日LINEをする関係が一年半続きました。

 

遠距離だったのと誘う口実が中々思いつかなくて会うこともなく、かと言って恋愛の話を持ち掛けてものってくるわけでもなく… 勇気を出して遠回しに誘ってみても、それとなくはぐらかされる。

 

もう何を考えているのかわからなくて、旦那からのLINEを無視することもありました。

 

それでも数日後には向こうからまたLINEが来るんです。

 

もしかして私のことが好きなのかな?なんて自惚れていました。

 

でも、待っていても一向に変わりそうもないどころか、どんどん歳だけくっていきそうだと感じて、私は本気で彼に言いました。

 

「来月空いてる日ある?そっちのシフトに合わせて休み取るから私ともう一度会ってください。拒否権はありません。」と。

 

当日の帰り際、少し早いバレンタインチョコを渡しながら「ずっと前から好きでした。」と通算四回目の告白をしました。

 

旦那はびっくりするくらい動揺していて、はっきりとした答えをもらうまでに30分はかかったと思います。

 

後になって聞いた話、旦那もその日私に告白をしようと決めていたそうです。

 

待ってればよかったかな~なんて。

 

十数年にも渡る片思いがようやく実った。

結婚に至ったポイントは、縛り付けておこうと思ったことでしょうかね…

 

付き合った時点から絶対に逃がすものか!と思っていましたし、なにがんでもこの人と結婚する!と決めていました。

 

十数年にもわたる片思いを経てようやっと付き合い始めて、相手の素性や嫌なところが見えてきたり、理想とかけ離れていて幻滅するなんて話も聞きます。

 

しかし、私の場合は初恋補正がかかりすぎてなんでも最終的には「でも好き」でまるく収まってしまいます。

 

だからこそ夫婦円満でいられる未来も見えて、これからの結婚生活に不安を感じることがなかったのかもしれません。

 

過ちを犯すことにならずよかったです(笑)

結婚できてとても幸せです。

 

あのまま旦那にメールをして実際に会ってみようと思い立っていなかったら、今頃は自分の気持ちを殺しながら元カレと婚生活を送っていたかもしれません。

 

元カレと結婚してからも夢では浮気。

 

最悪、友人に旦那のアドレスを聞いてガチ不倫…なんてこともあったかもしれない。

 

そう考えると人生って選択肢だらけなんですよね。

 

誤った選択肢に行かず、ハッピーエンドを迎えられて良かったです。

 

旦那に再開してから、自分磨きに励みました。

「初恋相手が旦那」という字面だけ見れば、とても純粋な恋愛からのゴールインのように思えます。

 

しかし、実際は告白しフラれて告白してフラれて告白してフラれて諦めて他の人と結婚しようとしたけど夢に出てくるからやめた… と、結構紆余曲折とメルヘンを経て今現在の生活があります。

 

初めて人を好きになって、初めて失恋して…でも初めてだからどうやったら諦められるのかわからなくて…結果拗らせて、恋愛が出来ないと悩んだこともありまし。

 

一般的にも初恋以上にドキドキする恋はないと思うので、二度目以降の恋も最初は妥協から始まると思うのです。

 

「初恋のあの人に雰囲気が似てる」とかも初恋相手の面影を重ねているのである意味で妥協だと思います。

 

私が元カレにした恋はまさにソレでした。

 

元カレのことが好きだったのではなく、初恋の人に似ているから好きだったんです。

 

でも、別人だってわかってるから苦しかった。

 

彼は本気で結婚を考えているのに、あなたの顔しか見てませんということに気付いてからは、申し訳なさでいっぱいでしたし、もう自分に嘘をついて恋愛ごっこをするのはやめようと決意しました。

 

それとは話が変わってきますが、旦那と付き合い始めた頃に人生初(?)のモテ期がきました。

 

内心は今更かよ!って感じなんですけど、彼氏が出来たり結婚した途端にモテるというのは本当なんですね…

 

旦那(イケメン)と釣り合う女でありたくて、再会が決まってからというもの、女磨きと称してメイクやダイエットを頑張りました。

 

単純ですが、やはり人に見てもらわないことには何事も始まりません。

 

自分磨きは結婚にかなり近づく方法だと私は思います。

 

ちなみに私のダイエット方法は特に器具やサプリなどは使わず、ジャンプ二冊重ねて踏み台昇降運動をひたすらやるというものでした。

 

ろくな知識もありませんが、それでも見事体重も体脂肪も減りました。

 

やらないよりはマシの精神で続けることが秘訣です。