
束縛、お金にルーズ、マザコン・・・半年も続かない恋愛ばかりでした。
基本的にくるもの拒まずの恋愛をしてきたので、束縛男だったりお金にルーズだったりのダメ男と付き合うことが多かったです。
大体半年までで別れていましたね。
その中でも長く付き合っていたのは同い年の男性だったので、結婚の話しも出ていたのですが、とにかくマザコンで母親の言いなりになっていて、私の学歴や服装のことで母親が何か言っていると「母さんがこう言っているから」と言い出すのです。
面倒で仕方なかったのでこちらからお別れを切り出しました。
30歳までは結婚よりも自由に過ごそうと思っていました。
結婚に関しては焦りはありませんでした。
周りの仲の良い友達はまだ独身ばかりでしたし、仕事にも慣れて楽しい時期だったので、結婚して家庭に入り家事もするのが嫌だったのです。
何より友達と飲みに行ったり旅行に行くのが大好きだったので、結婚してその時間が無くなるのが嫌でした。
結婚は30歳くらいで、それまでは自由にしたいなと思っていました。
年齢詐称?!坊主&ひげの「老け顔男」登場(笑)
友人から「そろそろ彼氏を作れ!」と彼女の男友達を紹介されたのがきっかけでした。
最初は会ったりもせず、ただ連絡しあっているだけだったのですが、徐々に「今日飲み会迎えにきてよ」、「今日何してるの?」と会いたさそうな雰囲気の連絡をしてくるようになったのです。
確かに話しも合うし、1度くらいはあった方が良いのかもしれないと夜にドライブに行くことに。
家の近くのコンビニまで迎えにきてもらったのですが、車は1台しか停まっておらず、中にも人がいないので「まさかからかわれただけなのか?」と思い帰ろうとすると、
「いや、何で帰る?」と笑いながら灰皿のところで煙草を吸っている男性がいたのです。
それが今の旦那でしたね。
第一印象は「本当に年下か?」でしたね。
髭も生やしているし、坊主で老け顔で話すと態度が大きいので年齢詐称しているのではと感じるほどでした。
仕事で落ち込んでいる私を優しく慰めてくれる彼にキュン!
1度一緒にドライブに行き、そこでお笑いや服などの好きなことを話して、「好みが似ているな」と感じていました。
初対面なのでなかなか話が盛り上がらないだろうなと思っていたのに、どんどん話題が出てきて楽しくて仕方なかったのです。
それからは、何か飲み会があると「迎えに行こうか?」や、仕事が休みの日の前には「明日は何をするのか」と予定を聞いてきて、空いていれば迎えにきたりと、空いた時間があれば会いに来るのが普通になっていったのです。
彼は車で1時間くらいかかる場所に住んでいたので、何度もこちらに来たらガソリン代もかかりますから「来すぎだよ!」と冗談で言ったのですが、
「駄目なの?」と見た目に似合わないくらい落ち込んでいたので、この人もしかしたら好意を持ってくれているのかもと気付き始めました。
そんな日が続き、彼の気持ちが分かったのは、私が仕事のことで悩んで落ち込んでいるときでした。
上司と意見が合わずに八つ当たりをされることに悩んでいたのですが、弱っていたのか彼に連絡をしてしまい、思っていることを全て話しました。
すると私が落ち着くまでずっと電話をしてくれたのです。
何かアドバイスをする訳でもなく、ただ話に相槌を打ってくれているだけなのに、何故か心地よくてなかなか切ることができませんでした。
次の日には、私の好きな甘いものを持ってサプライズで来てくれて、少し話すことに。
その車の中でコンビニケーキを食べている私に、「頑張り屋なところは好きだけど頑張りすぎ」と言われ、どういう意味かと質問ぜめにしたら顔を真っ赤にしながら告白されました。
どうしても同棲したい彼と、したくない私。
結婚を決断したポイントは、付き合いだしてから彼が何度も同棲がしたいと言い出したことでした。
確かに好きな人と一緒に住むのは楽しいかもしれないけれど、同棲を先にしてしまうとダラダラ付き合って婚期を逃すと以前に聞いたことがあったので、さすがに嫌だなと思って断り続けていました。
ですが彼はどうしても同棲したかったらしく、何故同棲できないのかを詳しく聞いてきました。
婚期を逃す話をしてみたところ、「結婚を前提に同棲したいんだけど」と言われたのです。
同棲を数ヶ月して、「この人なら」と思えたら結婚するという話になりました。
結婚はけっこう面倒なことも多い・・・かな。
結婚できてすごく良かったとは言えません。
まあまあ良かったくらいです。
結婚して楽しいことももちろん多いですが、結婚したことによって相手への配慮が足りずに、すぐ思ったことを言ったり、すぐ機嫌が悪くなったりと、旦那のわがままぶりが発揮されたからです。
また、義実家も面倒なことを言ってきたりするので結婚って面倒だなと思っています。
何かに一生懸命な女性は魅力的です
好きな人ができてからは、とにかく可愛くなろうと必死に努力しました。
美容院に行って髪を思いっきり切ってみたり、痩せるためにお嬢様酵素という酵素ドリンクでファスティングダイエットをしてみたりと工夫をしていました。
肌も綺麗にするためにクリニークの化粧品に変えてみたりもしました。
相手が年下なので、周りの同年代の女子達と比べられた時に、「おばさんじゃん」と思われるのが嫌でしたし、付き合ってからも、「年下女子とだけは浮気されたくない」と思い必死に自分磨きをしました。
年上らしさが出したいと料理の勉強もしていましたね。
自分が結婚してから続々と周りも結婚していったのですが、その中で感じたのは、「自立している女性は結婚している」というものでした。
少し前の時代であれば、仕事をバリバリしていてしっかりしている女性は結婚に向いていないと考えられていましたが、時代が変わって草食男子が増えて1人で稼ぐよりも一緒に稼ぎたいという考えの男性が増えています。
そのため、仕事をしっかりしていて自立している女性に魅力を感じる男性も多いのでしょう。
逆に、「仕事はなんとなくしている」、「結婚したら専業主婦がしたい」というタイプの女性はなかなか結婚できないイメージが強いです。
彼氏はいたとしてもなかなか結婚の話が出なかったり、結婚の話を出すと振られてしまったりと、結婚したいのにできないという話をよく耳にします。
誰かに支えてほしいという心からか、結婚欲も強いのでガツガツしているような感じもありますから、男性も怖いのかもしれませんね。
結婚したいのであれば、まずは自分がしっかりとした大人の女性になることが大事かなと思います。
何かに一生懸命な女性ってとても魅力的です。