モラハラ男にボロボロにされた私が本当の幸せを掴んだ話

彼氏から容姿や仕事を否定されボロボロになっていました

 

今の旦那と出会う直前までは付き合っている彼氏がいました。

 

その彼氏とは高校からの付き合いでしたが、卒業してからは、私は社会人で一人暮らし、彼氏は予備校通いの実家暮らしということもあって、なかなか時間が合いませんでした。

 

こんな風に書くと嫌味に聞こえるかもしれませんが、顔とスタイルは普通に良い方でした。

 

ですが付き合っていくうちに、「お前は顔の形が変だ」や、「胸も大きくないし足も太い」など、彼からの容姿を卑下するような発言や、

 

私の仕事内容(本業の介護士と副業のナイトワーク)についてのマイナス発言がめだつようになり、精神的にもかなり追い詰められていました。

 

ですが、別れを切り出してもなかなか別れようとはしてくれずに、2ヶ月もの間、ダラダラした関係を続け、その後何かが吹っ切れたのか、すぐに別れてくれました。

 

その時はかなり私も心身的にボロボロの状態でした。

 

結婚以前に、自分に自信がなくなっていた。

 

結婚に関して焦りはありませんでした。

 

この先どんな男性にいつ出会うのかも全然わからなかったのもありますし、それよりも元彼に言われた容姿のことが頭から離れませんでした。

 

まわりからはかわいいねだとか、綺麗だねと言われることも多かったですが、

 

本当にそう思ってるの?表向きの言葉でしょ?など、思考がマイナスになっていて、こんな私を受け入れてくれる人がいるのだろうか、と思っていたのが本音です。

 

旦那はバイト先(ナイトワーク)の店長でした。

 

出会ったきっかけは、先ほども書きましたが、ナイトワーク(バイト先)で、旦那は当時そこの店長を務めていました。

 

女の子の話を丁寧によく聞き、アドバイスも的確、アフターケアもしっかりしてくれる、仕事熱心な人なんだなぁと思ったのが最初の印象です。

 

2人の出勤日が割と重なっていたので、待機中はたわいのない話で盛り上げてくれたり、アドバイスをくれたりなど、最初は仕事の話が多かったです。

 

その後何回か業務連絡を繰り返すうちに、プライベートな話もするようになりました。

 

他の従業員には内緒でデートを重ね、ついに告白!

 

一度ご飯を食べに行かないかと誘われたので、店長だし、仕事の話もうまくかけるかも!と思い、その誘いを受けたのがすべてのきっかけです。

 

焼肉店に行きました。

 

「焼くのは俺に任せて今日はいっぱい食べなね!」と言ってくれたのですが、8つも歳上な上に店長に焼かせるってどうなの…と思い、2人で焼きながらお話ししていると、色々な共通点があり、2人でとても驚いたことを覚えています。

 

久しぶりの焼肉も美味しくて、とても楽しかったです。

 

その後もカラオケに行ったり、朝焼けを見にドライブしたり、ナイトワークだったのでほとんど営業終わりで出かけていましたが、そのときはまだ付き合ってはいませんでした。

 

従業員の女の子たちには会っていることを秘密にしていたので、気軽にどこかにいける感じではなかったのですが、それでも本当に心から楽しかったです。

 

私が昼間も仕事をしていたので、会える時はほとんど営業終わりでしたが、寝る間も惜しんで会っていたというのは、よほど惹かれていたんだなぁと今になって思います。

 

それくらいすべてにおいて紳士的でした。

 

そんなある日、2人とも仕事を終えて、家に帰ってる道中、「かなはちゃん、俺と付き合ってください」と、突然どストレートに告白をされました。

 

本当に突然だったのでびっくりしたのと、やっと2人の関係が前進したと嬉しかったのとで、いっぱいになったのを覚えています。

 

結婚のきっかけは息子が作ってくれました。

 

結婚を決断したポイントは、私の妊娠発覚でした。

 

私たちはいわゆるでき婚です。

 

世の中には大声で言えないこともありますが、私はこの時叫びたくなるほど嬉しかったです。

 

でも、妊娠したことを伝えたらどんな反応するだろうとか、別れようと言われたらどうしようなど、ぐるぐる考えましたが、黙っていられない性分なので、その日のうちにすぐに伝えました。

 

私「かっちゃん、私、妊娠したみたいなんだ」

 

旦「本当に!?夢じゃない!?うそ!!!?」

 

と、とても驚いていましたが、同時にとても喜んでぎゅっと抱きしめて、心配かけないように、苦労させないようにがんばるので、結婚してください、と言われました。

 

その時はプロポーズだとは意識してなかったのですが、籍を入れてから、あれがプロポーズだったのかな?と思ってたまに恥ずかしくなります…

 

結婚は色々な決断するかたちやきっかけがありますが、私たちのきっかけは、息子が作ってくれたように思います。

 

目の前がピンク色にキラキラ輝くような幸福感

 

結婚できて、この人のお嫁さんになれたんだと実感すると、とても嬉しくなりましたし、生まれてくる我が子をさらに愛おしく感じました。

 

まさに、周りがピンクになるとはこのことといった感じですね。

 

周りにはまだ結婚したり妊娠して子供ができている人が少なかったので、その点に関しては不安や心配もありましたが、そんな心配もぬぐってくれるような旦那に出会えたことが一番の幸せです。

 

私は私でいい!と思うことで自然と笑顔になれるように。

 

婚活という言葉が飛びかう世の中ですが、正直婚活したことがありません。

 

なので、それに対する意欲や精神力はわかりかねますが、自分が大切にしたいと思う人に出会いたい、出会うには、自分から行動を起こさないといけないなとも思います。

 

私の場合は、元彼からの容姿に対する卑下や罵倒、今思えばモラハラやデートDVだったようにも思えますが、

 

そのあと出会った今の旦那とは、絶対にうまくいきたいと思っていたので、まずはマイナス思考になってしまうのをなるべくやめるよう意識しました。

 

そうすることで自然と顔に笑顔ができ、心にも余裕ができるようになりました。

 

良循環とはこのことです。

 

内面をかえることにより、自分の容姿を認められるようになりました。

 

私は私でいいんだ、と肯定することも大事だと気付きました。

 

自分磨きも大切ですから、少しでも綺麗でいて、歳上の男性といても恥ずかしくないような身なりをするようになりましたし、言葉遣いも丁寧にするように心掛けました。

 

実際に昼職の同僚(男性)からは、「下心なしに、かなはちゃん最近すごく綺麗だよね!」などを言われたこともあります。

 

旦那のおかげだなぁと思いました。

 

女性であれば、いつまでも若々しくいたい、綺麗でいたいと思うのは当然ですが、何もしてない人は絶対にいません。

 

スキンケアを怠らずに、身なりや言葉遣いも丁寧にしていたら、自然と内側から女性の魅力を引き出せるんだと気付きました。

 

旦那は今でも私のことをかわいいねなどと褒めてくれたり、お弁当ありがとう、など感謝の気持ちも伝えてくれます。

 

そして、私も伝えています。