結婚する理由とは?メリットデメリットも含め、私の体験談を語ります。

2人の小学生の子供と理系な夫と暮らしているHIROKOです。

 

私は結婚願望がありませんでした。

というよりも、結婚について考えることがほとんど無かったと言えます。

 

 

家庭環境が複雑だったのが原因です。

 

別居と同居を繰り返す両親。

私が高校生になった時、父と母はまた同居を始めました。

 

しかしある日

「実は○○が中学生の時に離婚してるの。」と告げられ唖然としましたっけ。

 

 

離婚したことで何故か同居はうまくいき、

その後数十年一緒に暮らして今に至ります。

 

 

なんだかんだ色々ありましたが、ここでは割愛させていただきます。

 

そんな二人を見ていた私は、結婚に良いイメージを持てませんでした。

 

いずれ結婚はするかもしれないけど、

30を越えたあたりで結婚できればいいかな…。

 

そのように思っていました。

 

 

しかし、実際は24歳で結婚しています。

ではなぜ私が結婚を決めたのか?

 

ありがちですが、主人が好きだったからです。

 

結婚にはタイミングも必要かと思います。

私が24歳の時、そのタイミングが訪れたという訳です。

 

彼のお父さんの言葉に追い込まれる

 

主人(たかひろ・仮名)とは学生時代のバイト先で知り合いました。

 

お互い地方から出てきて、独り暮らしをしていました。

なんだかんだあって付き合うことになった私たち。

 

付き合い始めるとすぐ、たかひろの両親がわざわざ会いに来ると言い出しました。

 

おいおい、せっかちかっ!

 

と思ったのはお首にも出さず、私は彼の両親に会うことにしました。

 

食事の場で、たかひろのお父さんはとんでもないことを言いだしました。

 

「あなたたちは結婚する気はあるの?」

「いずれ結婚したいとは思ってるけど…。」

 

彼が答えました。

 

「○○さんは?」

「えっと、はい、いずれ…まだ先でしょうけど…。」

 

私はしどろもどろになって答えました。

 

 

「結婚の話なんてまだ早いでしょ!たかひろはこれからまた進学するんだし。」

とお母さん。

 

 

そんなお母さんを無視して、お父さんは続けます。

 

「そうか、結婚するんだな?じゃあ、お金ももったいないし、

一緒に住めばいいじゃないか。」

 

 

私はその日、もう後には引けない状況に追い込まれた気分になりました。

 

事故がきっかけで…

 

それから彼は大学院に進学しました。

 

原子核工学を専攻する彼は、ちょくちょく県外にある原子炉へ、

実験のために出張(数日泊まり込み)に出かけました。

 

学会に出る前は論文を書くのに追われ、学校に泊まり込む毎日。

 

話には聞いていたけれど、とにかく忙しい。

 

付き合い始めて数カ月、一番楽しいはずの時期にまったく会えないのは

辛いものがありました。

 

 

忙しい時間の合間を縫って、彼は私のところへと会いに来てくれました。

疲れが滲む彼の顔を見ると、私も無理をさせる気にはなりませんでした。

 

 

ある日、久しぶりに今夜は会えそうだと連絡があり、

私は夕飯を作って彼が来るのを待っていました。

 

 

そろそろ来てもおかしくないのにな…。

 

その時、たかひろから着信がありました。

 

「ごめん。原チャリで事故って、今救急車に乗ってる。

これから念のため病院行くことになった。また電話するね。」

 

 

私は頭の中が真っ白になりました。

自分から電話を掛けてきたということは、なんとか無事ということだ。

 

私は自分に言い聞かせ、たかひろからの電話を待ち続けました。

 

結局、大事には至らなったのですが、車とぶつかって転んだあと、

彼は車体の下に入り込んでいたそうです。

 

目と鼻の先に車のタイヤを見た時、生きた心地がしなかったそう。

 

 

その一件があり、私たちは同棲をすることに決めました。

 

2年生になり就職先が決まりました。

 

最初の1年間は千葉県の工場で研修をしなくてはいけないそうで、

2年目は勤務地がどこに決まるかわからないとのこと。

 

 

遠距離か…。

 

プロポーズ

 

それからすぐ、私は24歳の誕生日を迎えました。

たかひろは、小さなホールのケーキを用意してくれました。

 

ケーキを食べ終えると底から紙きれが出てきました。

 

「わわっ!異物混入!」

 

私は驚いてその紙を取り上げました。ん?なんか書いてあるぞ?

 

紙には「結婚しよう」の文字が。

 

「えっと、同棲までしてて今さら遠距離なんて無理だと思うし、

結婚して2人で千葉に行く以外、何があるかな。」

 

 

典型的な理系男子の彼がこんなサプライズを実行してくれたことに、

私はノックアウトされました。

 

「うん。それ以外に何もないよね?結婚しよう!」

 

交際から2年。

相変わらず修士論文で忙しい彼の時間の合間を縫って、私たちは結婚しました。

 

 

これが、私が結婚した理由です。

 

付き合い始めの頃、彼のお父さんに聞かれた

 

 

「結婚する気はあるのか?」

 

 

という一言も大きかったと思います。

 

 

今まで結婚のことなど考えたこともなかった私に、

結婚を考えるきっかけを作ってくれたのですから。

 

結婚のメリット、デメリット

 

では、結婚のメリットデメリットについて考えてみましょう。

 

 

ではまず、女性側のメリット。

 

・子どもを育てやすい

結婚したい理由の1位になることもある、子どもが欲しいという欲求。

 

女性ならそう考える人は多いでしょう。

結婚は、経済的にも法的にも、子どもを育てやすいと環境と言えるでしょう。

 

・金銭面の安定

専業主婦にしろ働くにしろ、旦那さんのお給料があることで

精神的にも余裕が生まれますね。

 

・心強い

力仕事だったり防犯面であったり、女性だけでは不安な場面は多いもの。

旦那さんがいることで助かることもありますし、心強い存在です。

 

男性側のメリット

 

・寂しくない

意外にも、男性が結婚したい理由の1位になることが多い、寂しいという気持ち。

 

男性は寂しがり屋が多いのですね。

 

・家事や家計を任せられる

家庭にもよりますが、家事、家計を任せられることで、仕事に集中できます。

 

・やる気が出る

家族を養わなければいけないという重大な責任を背負うことで、

仕事に対する意欲がわきます。

 

メリットはこれだけではありませんが、主なものを挙げてみました。

 

ではデメリットはどうでしょうか?こちらは男女とも同じです。

 

・自分の時間が減る

家族と言っても集団生活に変わりはありません。

ある程度の協調性は必要です。

 

家族に合わせたライフスタイルを送るには、

自分の時間が減るのは仕方がないと言えます。

 

・金銭面の負担

家族が増えれば生活費も増えます。将来設計も必要ですね。

 

・小さなストレスが増える

夫婦と言えども、価値観も育った環境も違うのですから、

日々小さなストレスは感じてしまうでしょう。

 

結婚を決める理由は意外と単純

 

そもそも、メリットデメリットで結婚を考える人は少ないですよね?

 

好きだから一緒に居たい。

 

そんな気持ちで結婚し、そのあとにメリットデメリットがついてくるのですから。

 

 

結婚とは、恋愛の延長線上にあるゴールです。

結婚すれば独占欲も満たされます。

法的に2人は守られるのです。

 

 

ですからみんな結婚するのでしょうね。

 

居心地の良い距離

 

しかし結婚すれば、そこから新たな人生のスタートです。

 

恋愛だけしていたあの頃とは違います。

恋愛が、夢、幻だったとすれば、結婚は現実です。

 

 

自分の中で折り合いをつけて、

お互いが居心地の良い距離を見つけることが重要だと、私は思います。

 

 

 

 

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