
自分に自信がなかったので、”いい人”でいようと思っていました。
ぽっちゃりとしていて体型には自信がないのですが、そのことで自分に自信がなく我がままなど言わないようにいい彼女でいるように自然となっていました。
18から5年程付き合った彼がとても我がままで人を振り回す性格でした。
迎えに来てと言われればすぐに行くような、常に彼氏からの連絡待ちで約束時間から何時間も待たされたりと、それでも遅れてきた彼氏を責めずに笑顔でいるように心掛けていました。
大人になるにつれ、自分もダメになるし相手のためにもならないことに気づき、疲れてしまい自分から別れを告げました。
それからは自分らしく時には思ったことを口にして喜怒哀楽を出すように心がけました。
25歳が近づくと、まわりがちらほら結婚するようになり・・・
結婚に関して焦りは25歳くらいから出てきました。
20代前半のころから結婚願望はあったのですが、丁度24歳くらいから周りから結婚しますと報告が増えていき、その頃からより意識しだすようになりました。
5年付き合った彼氏と別れてからは、付き合っては別れての繰り返しだったので、さすがにそろそろ結婚を意識した付き合いにしていかないとなと焦っていました。
友人から紹介してもらった彼は、丁寧でマメな人でした。
出会ったきっかけは、友人の紹介でした。
その友人とは、飲み会で知り合って連絡を取るようになり仲良くなっていきました。
その方の紹介でまず連絡を取るようになり、友人からは時間をかけてゆっくり仲良くなっていってほしいと言われていたので、そのつもりで最初仲良くなれればいいなと思い連絡をとっていました。
とてもマメな人で私が打つ内容に律儀にすべて返事をくれて、文面から伝わる丁寧さがとても好感でした。
1か月くらい連絡を取り合い、私の気持ちも会ってみたいという気持ちになってきて、連絡をとり会う約束をしました。
初めて会ったとき、身長もあるし、がたいも良くて素敵な方だなと思いました。
カラオケでの「ヒルクライム」に一目惚れ!
連絡を取り合っていたこともあって、話題にも困らずお互いに印象が良くてどんどん話が弾みました。
連絡を取り合う中でカラオケが好きなことを知り、会った初日に二人でカラオケに行きました。
その時に彼がヒルクライムを歌ってくれて、あまりの上手さに、さらに印象が良くなって、私の中ではその日で付き合いたい!と思うようになりました。
彼は女性のほっぺが好きらしく、大胆にも私は彼に「私のほっぺはどう?」と聞き触れてもらいました。
彼も「いい感じ」とずっとぷにぷにしてくれていました。
そのこともあり、その日はより仲良くなれた気がします。
別れ際がさみしかったです。
別れたあとからメールのやり取りが友人から恋愛の方へ変わったような気がします。
連絡は毎日取っていました。
またすぐに会いたかったのですが、休みも合わないのでなかなか会えない日が続きました。
何回かデートして海に行き花火をしたり浜辺で話たりしていたのですが、ムードのある中でも手を出してこない彼に、私は心から安心し、お付き合いするなら彼がいいなと思うようになりました。
それから私はあなたが好きアピールをしだしました。
彼は奥手なので私は付き合う気があるよ、とオープンになればきやすくなるかなと思い、所々でアピールしていました。
ある日食事に誘われて食事したあと、夜景の見える所へ連れて行ってくれて告白されました。
付き合うことになりました。
付き合っている頃から”結婚する気がある”ということは伝えていた
結婚に至ったポイントは、何気ない日、二人で立ち寄った本屋さんで雑誌の花嫁さんを見て「いつか私にもこんな衣装着させてね」と伝えたことだと思います。
付き合って日も浅かったのですが、私の中では彼が一番自分を見てくれていると確信していたので、いつ結婚しても大丈夫だと思っていました。
彼がプロポーズをいつしてくれるかは分かりませんでしたが、私は彼と結婚する気があるということは伝えておこうと思いました。
長い結婚生活で絶対に合わないこともあるし喧嘩もすると思うけど、今自分は彼を必要としていて大切な人なので、結婚したいと思いました。
今の世の中離婚も当たり前になってきているし、その中で合わなければ最悪離婚してもいいかなと思いもありました。
マリッジブルーもありましたが、今はホントに幸せです。
彼と結婚できて本当良かったな、幸せだなと思います。
自分から最悪離婚してもいいかなと思い結婚の意思を伝えましたが、以外にも彼が早くプロポーズをしてくれて、どんどん話が進んでいくと急に怖くなり、この人で大丈夫かなと漠然とした不安に駆られました。
結婚決める前はあんなにぐいぐい言ってたのに、いざ自分になると不安になってきました。
マリッジブルーだったのかなと思いますが。
でも結婚してしまった後は抱いていた気持ちが嘘のようになくなり、毎日彼が帰ってきて一緒にご飯食べることやお風呂に入って同じ空間にいることが本当に幸せで有り難いなと思っています。
結婚は2人でするもの。幸せにしてもらうだけでは不十分。
婚活に関しては「結婚したい」と漠然と思っていましたが、結果的に誰と結婚したいか、なのかなと思います。
私は偶然にも素敵な出会いがありましたが、その前までは色々な飲み会に参加して、人の輪を広げる努力をしました。
なかなかいい人が現れずに自分はもう結婚できないかもとか思うときもありましたが、それでもたくさんの人と出会う事が大事かなと思います。
顔がいい人がいいとか年収いくら欲しいとかそんな好条件な人はもうすでに結婚していたり、相手がいたりかなりハードルが高いとおもいます。
顔はいまいちだけど、性格がいい人と友達になれたら、〈類は友を呼ぶ〉という言葉があるように、その方の周りには性格がいい人多いかもしれません。
見た目がちょっと・・・ということで仲良くもなろうとしない人もいますが、私はそんな人は結婚には向いていないとも思います。
結婚は家族が増えるということ。
彼のご両親・兄弟・親戚など色々な性格の方々と上手く付き合っていかないといけません。
見た目だけで判断したりしている場合ではないんです。
いくら旦那がイケメンで高収入だからといっても、それだけで結婚生活は続いていきません。
義母がとてもきつい性格で耐えられないとか、旦那が全く育児をしてくれないなど、たくさん悩みが出てくるものだと思います。
長い結婚生活、見た目や収入だけじゃないですが、一方お金がないのも大変です。
でも、お金があれば幸せという訳でもありません。
高い理想を掲げて探すのではなく、自分が一緒にいて楽な人、楽しい人、思いやりのある人、私を大切にしてくれる人が結婚には大事なのかと思います。
結婚は二人でするものなので、幸せにしてもらうだけではなく、お互いに幸せになれるように努力していかないといけないと思っています。
私はこれからも家族が幸せでいれるように主人と力を合わせて歩んでいきたいなと思っています。