
フラれた理由は「モチベーションがあがらない」
もともと結婚願望が強く、結婚相手候補の彼氏をあれこれ探していましたが、なかなか良い恋愛に恵まれず、男友達から「男運ないね」と言われていました。
1人目の彼氏は、一度別れて復縁も含めて、大学時代の4年間付き合いました。
同じ大学の同級生でした。
復縁は彼にどうしても、一生守るからと言われてやり直したにもかかわらず、最後は「もう無理」とふられました。
遠距離恋愛が嫌で、就職先を彼と同じ地方にしたため引っ越しまでし、社会に出て間もなかった頃のことでした。
かなりの失意のどん底で諦められずに、しばらく体だけの関係になってから本当に別れました。
それから、全然好みでもないけれど言い寄られた男性と付き合ったり、会社の上司の浮気相手になったり、結婚と程遠い恋愛遍歴を4年ほど続けました。
そして、20代の終わりに近づくにつれ、早く運命の人と出会いたい気持ちは強まり、忘れられない片思い相手にもう一度会いたいと思うようになりました。
高校時代のクラスメイトで、憧れていたけど告白も何もできなかった男性に連絡をとって、再会したのです。
その彼とめでたく付き合うことになり夢のような日々でしたが、2ヶ月経たないうちに「モチベーションが上がらない」とふられる結果になりました。
その時は、私は、誰からも本気で愛されないんだ…と、地獄の気分を味わいました。
妹の結婚宣言で、ついに崖っぷちに。
結婚に関して焦りはかなりありました。
20代前半でしたいと思っていたので、30歳を目前にしてかなり焦っていました。
早く結婚したかったのは、自分の両親が学生結婚で仲良し夫婦だったので、それに憧れていたのだと思います。
しかし気づけばほとんど、ふられて終わる恋愛経験ばかり重ねていたのです。
そんな時に、3歳下の妹の結婚宣言で、もう崖っぷちに立たされたようでした。
細くてわりとイケメン!!
出会ったきっかけは、まさに婚活です。
結婚相談所に登録して、結婚前提で付き合える相手を探していました。
そして、インターネットで条件検索をして何人かとやりとりをしていた中で、ルックス、年収、身長、年齢、職業、居住地などどれも外れてなかったので会うことにしました。
初めて会う時、彼の選択でレストランのディナーに誘ってもらい、駅で待ち合わせをしました。
顔写真1枚と全身写真1枚しか見たことのない相手なので、見つける時はドキドキですが、見つけた時の印象は細い!と、わりとイケメン!でした。
結婚相手も顔が好みでないと辛いかなと思っていたので、最初の印象は大きく影響したかもしれません。
趣味もルックスも性格もよい。誠実さもある。
初めてのデートで話した感じは、話題が合うし話をにこにこと聴いてくれて優しい、と好印象でした。
特に、音楽の知識が豊富で、私の好きなクラシック音楽の曲名や作曲家を詳しく知っていたことに感動しました。
家族の話なども、どこもおかしいところはなく共感でき、価値観もそうずれていない感じがしたので無理なく話ができました。
その頃は、男性に一方的に奢ってもらうのは良くない、と思っていたので、割り勘を申し出ましたがとても上手く彼が支払ってくれました。
レストランもまずまず高級で良い印象がありました。
2回目に会った時は、私の行きつけの店を紹介して、親しいオーナーからの評価をもらいました。
「浮気しなさそうだし、イケメン」評価で、確かに浮気をしないことは重要!と私の評価も上げました。
3回目は車で遠出をしたのですが、その時に結婚できるかどうかを見極めなければ、と思って宗教があるかとか踏み込んだことを尋ねました。
この時点では、不可ではないけどもう少し迷いがある、というのが正直なところでしたが、彼から「結婚を前提に付き合おう」と言ってもらい、後は野となれ山となれ、という勢いで了解しました。
これまでのように単に付き合うなのではなく、初めから結婚を見据えてでしたので、本当は熟慮の決断がいるのかもしれませんが、もともと決断力のない性分なので勢いに任せました。
極端に”ダメ”なポイントがなかったのです。
結婚を決断したポイントは趣味趣向が似ていることでした。
私の場合は、「音楽への探求や憧れ」が、二人で共通の趣味を持って長い人生を共にできそうな期待となりました。
そして、当然ながら、あらゆる面でダメなところがなかったのも大きいです。
身長を含めたルックスと、学歴、職歴、収入、家族構成など、理想より低いところがあれば結婚はできなかったと思います。
結婚してどんな生活になるかは全く想像付いていなかったと後から思いますが、長い時を共にする以上、ダメポイントがあると耐えられなくなるだろうという、という予測は多分正しかったと思います。
大変ですが、将来の希望もしっかり持っていますよ。
結婚できて家庭と普通の生活を手に入れられて幸せです。
著名人や富豪やスターではなく一般的サラリーマンの旦那ですので、お金には少し困っていますが、子どもにも恵まれて、住み良い土地に建てた家で専業主婦をして暮らせることに感謝しています。
結婚してから二人きりの生活はすぐに終わり、旦那とは子育ての同志へと関係が変わりました。
子ども中心で自分は一切後回し、旦那のこともできれば自分でしてくださいの状態が、しばらく終わらないのです。
それはあまり想像できていない世界でした。
嬉々として食事を作り家族の世話をするような素敵な主婦にはなれずに、毎日家事育児に追われ疲労困憊です。
趣味の音楽は、夫婦で何か、は滅多にできるものではありません。
が、子どもたちに楽器をさせたり、旦那の音楽活動への理解を持てたり、というのが今の形です。
子どもが自立してから夫婦で何かできることを作りたいと希望を持っています。
人生、楽しみたいのであれば、夫婦で楽しめることがある方が何倍も幸せだと信じています。
婚活に十数万円かかりましたが、結果オーライです。
婚活に挑む頃はやはり女磨きにかなり身を入れていました。
エステに行ってシミ取りしたり、マツエクや脱毛など美容にお金をかけました。
もちろん化粧品にも惜しまず出費。
多少なりともかっこいい外見をした男性と付き合いたければ、ルックス磨きは避けて通れないと思っていました。
まず興味を持ってもらうには必要かなと思います。
でも、後になれば美容に時間もお金もかけていられないし、老化も絶対にあるので、中身、本質を見てもらわないことには話になりません。
内面磨きの部分はどうだったかというと、社会人として、仕事を通して人として成長することにも努力をしていました。
これは特に結婚のためにした努力ではありませんが、結果的に絶対必要なことだったと思います。
たとえ結婚してから自分は無職になるとしても、旦那さんは働き続ける訳ですし、その苦労をわかってあげるためにも、労働して賃金を得たり社会の中で人と関わって仕事をする経験は絶対持っておくべきだと思います。
行動面では、本気の婚活には結婚相談所に十数万円かかりましたが、絶対に結婚したいという強い希望を持って行動して、夢を叶えることができました。
私の場合、お金という犠牲を払って結婚を手に入れたことになります。
婚活で出会うことは全く理想ではなかったのですが、結果オーライで出会いの形にはこだわらなくていいと思います。
普通に生活していて出会える人は、限られています。
出会えて、かえって時間の無駄になってしまうことも多々あります。
婚活は、若いうちが得だと結婚相談所のカウンセラー的な人に散々言われました。
それは間違っていないと思います。
遅くても幸せになれる人はたくさんいますが、早いに越したことはないです。
子どもがほしい場合はなおさらです。
結婚願望がある方、確率の低い恋愛より本腰を入れて婚活を考えてみてはどうでしょうか。
Pretty! This has been an incredibly wonderful article. Thank you for providing this info. Adam Cipcic