
”好きになる人” と ”好きになってくれる人” がズレている。
学生時代はあまりパッとした付き合いはなく、付き合ってもすぐに別れたり、良い感じだったけど付き合わなかったりしていました。
私が好きになる人と、私を好きになってくれる人のタイプがズレていて、なかなか恋愛はうまくいきませんでした。
社会人になって出会った人とは2年ちょっと付き合っていて、結婚も考えていたのですが、お互いの結婚観が合わず、お別れすることになりました。
25歳。結婚を考えていた彼との別れ。
結婚に関しての焦りはありませんでしたが、結婚を考えていた彼と別れたのが25の時で、この時期に別れてしまったのです。
きっと婚期は遅くなってしまうんだろうな、もしかしたらこの先出会いもないのかもしれない、と諦めていました。
偶然行った飲み会で一目惚れ!!
出会ったきっかけは、友達に「気になる人と飲みに行く約束したけど、2人はまだ恥ずかしいからついてきて!」と言われて飲み会に行ったのがきっかけでした。
友達の気になる人も含め、男性は3人で、パッと見てすぐ旦那に惹かれました。
それまで一目惚れなんて信じないタイプだったのですが、雰囲気がとにかくストライクで、ビビビッときて、この人のことを知りたいなと思いました。
初めて私からアプローチしました
飲み会が始まってみると、とにかく人見知りで寡黙な旦那は全然話していませんでした。
周りの友達ばかりが盛り上がっていて、隅で相槌を打ちながら、ただただお酒飲んでいました。
「この中で誰がタイプか」というベタな流れになった時、今まで自分からアプローチしたことなんてなかったのに、なぜか私は「この人がいい!」と自分からアピールしていました。
そのおかげか、旦那も少しずつ私に対して話してくれるようになりました。
帰り、駅までみんなで向かっている時、1番後ろで2人で話していると、スッと旦那の方から手を繋いできました。
嬉しい気持ち半分、もしかしたらこの人は慣れてる人なのかもしれない…と少し不安がよぎりました。
終電を逃してしまった私たちは、そのままみんなで朝まで過ごすことになりましたが、私はずっと旦那と2人で少しイチャイチャしながら話したりしていました。
翌日、家に帰ってからお礼のメールをすると、また遊ぼうと誘ってもらいました。
お互い忙しくて、飲みに行く時間がなく、仕事終わりに家に来ることになりました。
ここで、曖昧な関係になるのが怖かった私は、「都合の良い女になりたくはない。もし遊びならもう会わない」と言いました。
すると、「遊びだとは思ってない」と言われたので、「じゃぁ彼女にしてくれるの?」と聞くと、「なりたいならいいよ」と言われて付き合うようになりました。
俺が頑張るから産んでほしい
結婚に至ったポイントは妊娠でした。
元彼とは結婚観が違って別れたことを話していたので、付き合い始めから旦那は「将来のこともちゃんと考えていこう」と言ってくれていました。
その言葉の通り、付き合って2ヶ月後には両親に挨拶に来てくれたり、半同棲の状態でした。
予定では、幼稚園教諭をしていた私が学年末に仕事を辞めるタイミングで、本格的に同棲し、その後結婚しようという流れでした。
しかし、その前に妊娠が発覚して、
私は不安だったのですが、旦那は大喜びで、「俺が頑張るから産んでほしい」と言ってくれ、私は予想外の妊娠をここまで喜んでくれると思わなかったので、安心と嬉しさで彼との結婚を決めました。
好きな人の帰りを待つ幸せ
結婚できて、毎日が喜びでいっぱいになりました。
もちろん、イライラする時やすれ違うときもありますが、好きな人と毎日一緒に居れること、好きな人の帰りを待つ日々がこんなにも幸せなことなんだと知りました。
日に日に、好きな気持ちが増していっています。
自分よがりな婚活はNG
“婚活しよう”と決意し過ぎてしまうと、相手への条件ばかりが出てきて、その条件は理想の高いものばかりになります。
始めのハードルを高くしすぎることで、どんどんハードルが下がってきて、“自分は妥協をしてるんだ”という気持ちになり、相手を見下していってしまう女性が多いと思います。
まず、自分の市場価値をよく知ることです。
年齢、仕事、外見、性格…それらが全て理想の男性に釣り合っているのかを客観的に考えた方が良いです。
たいていの女性は、その理想の男性に自分が見合ってないのです。
また、“恋愛は男性からアプローチするもの”という意識から、待ってばかりでチャンスを逃す女性も多いです。
その自分よがりな婚活への考え方を根本的に変えていくことが、結婚への近道だと思います。
女性が1番ネックになるのが“年齢”です。
30過ぎると一気に需要が減ります。
しかし、年齢はどうすることもできません。
なので、相手への年齢も求めすぎないのが良いと思います。
“年上がいい”“年下がいい”と決めつけるだけで、出会える男性の幅が狭まってしまうので、私は“年上すぎず、年下すぎなければOK”と決めていました。
婚活を始めると、女性はついライバルとの戦いと思いがちです。
他のライバルと差をつけるために、少し大げさに自分を良く見せがちです。
しかし、それが効果的なのは初めだけで、実際の姿がバレた時、それは大きなマイナス効果になってしまいます。
第一印象はもちろん大事ですが、始めから自分のありのままをさらけ出すことで、自分自身を受け止めてくれる相手を見つけることが良いと思います。
こうして、
初めこそよく見せすぎない、
背伸びしすぎない、
物事を硬く考えすぎないことを注意しながら婚活した結果、
スムーズな結婚ができ、結婚後も出会った時と変わらず仲良く過ごせています。