
高校時代は自分をしっかり持つことができていなかった
最初に付き合ったのは中学一年生の時で、好きではないけど友達に言われてなんとなく付き合ったので、すぐに別れてしまいました。
それからも何人か付き合い、高校に上がると少しオラオラ系の彼と付き合いました。
束縛も酷く、時に暴力なども振るわれてボロボロになって別れました。
その後も懲りずにHIPHOP好きの彼と付き合いましたが、毎回デートはクラブ通いになり、それも私が付き合いきれなくなり別れました。
なかなか自分を持つ事が出来ずに、相手に合わせてばかりで同じような付き合いばかりしていました。
友達と遊ぶのが楽しく、結婚は真剣に考えてはいなかった。
18歳高校卒業後に就職して働きながら、何人かと付き合った時に、結婚への焦りはありませんでした。
まだ仕事も楽しかったし、毎週女友だちと飲んだり、そのまま男性とも遊んだりで、軽い付き合いをしていたので、なかなか真剣に結婚を考えられていませんでした。
好きでもない相手と過ごすクリスマスなんて無意味
20歳の誕生日の1ヶ月前。
私は特に好きでもない男性と友達の紹介で断りきれずに付き合っていました。
クリスマス前だったのですが、誘いもなく特にこちらからも誘わないでいると、クリスマス当日に電話が来ました。
彼「ねぇ、クリスマス会いたいとか思わないの?俺が何も言わないと会わないわけ?」
私「……。」
彼「もういいや。ガチャ」
私は16歳からクリスマスを1人で過ごした事はありませんでした。
それが、寂しくもなんともなくて、今まで好きでもない相手と過ごした日々がすごく意味がないものに思えて悲しくなりました。
それから、私はすぐに夜働けるお店を探しました。
昼は事務の仕事をしていたので、地元で飲み屋さんなどを探していると、ちょうどいい居酒屋を見つけました。
すぐにそのままお店に入り、店長らしき男性に人を募集しているか聞くとちょうど募集していました。
すぐに面接してもらえることになり、そのまま雇ってもらえる事になりました。
初出勤の日、誕生日の前の日でした。
居酒屋なので、お客さんからお酒をもらいながら話すこともありました。
その日は9時までで外に出て駐輪場へ向かう時に、常連さんが酔って座り込んでいて声を掛けました。
バレンタイにチョコを渡した公園で告白されました
私「大丈夫ですか?」
彼「あぁ、もう帰り?お疲れ様。…あ、◯◯(私の名前)って何歳だっけ?学校は?今の仕事は?」
と言った感じで会話は続き、その日そのまま日付が変わるまでお互いの話しをし続けました。
その日連絡先を交換し帰りました。
彼は今まで会った事のない魅力がとてもありました。
ちゃんと自分を持っていて、言葉にも力があり、ユーモアもある。
私にはとても手が届かない相手だと思いましたが、初めて自分から好きになり、初めて告白をしようという気持ちになったのです。
それからはお店で働いている時に積極的に話したり、毎日メールもしました。
今までの自分にはなかった、自分の気持ちを伝えたい!今日あった嬉しかった事を共有したい!という気持ちで溢れて、日常がめまぐるしく変化していきました。
ちょうどバレンタインデーになり、私はチョコレートを作りました。
仕事の前にメールしました。
私「ちょっと暇で△△さんの家の近くを散歩しようかなぁ〜と思いまして」
彼「え?(笑) 何それ。ちょうど俺も散歩しようと思ってたよ」
待ち合わせて公園を歩き、球場の応援席に並んで座りました。
チョコレートを渡すとその場で食べてくれて、おいしいと言ってくれました。
それからしばらく沈黙が続き、私が勇気を出して聞いてみました。
私「お店で私達が付き合っていると噂になっているみたいですが、△△さんにとってはすごく迷惑ですよね?」
彼「そんな事ないよ。そう思われても俺は別に構わない。」
私「私なんかと付き合うわけないじゃないですか」
彼「そんなことないよ。そっちこそ迷惑でしょ?」
私「私は嬉しかったです」
と下を向き顔を上げられずにいると、彼は優しく手を繋いでくれて
彼「正式にぼくと付き合ってください」
居酒屋のみんなも祝福してくれました!
付き合った後に親同士が顔見知りだったこともあり、お互いの家を行き来するようになり、色々な所にもデートしました。
お店では最初は内緒にしていましたが、1年後に私はダブルワークを辞めて昼間のみにすることにして、お店で送別会を開いてもらった時に2人で報告しました。
常連さん達はみんな祝福してくれてとても幸せでした。
それからお金を貯めて、同棲を始めました。
2人でご飯を作ったり家事をしたりと、生活していく上でも2人なら楽しみを見つけていけると確信しました。
”モテる彼”なので、妬まれる事も・・・
彼はスポーツをしていたり、アメリカに留学していたりしたので、周りには女性がいつも集まって来ていました。
付き合った最初もよく妬まれたりして裏では悪口を言われたりもしてきたので、結婚することが出来てその女性達からもう軽く誘われなくなると思うととても嬉しいです。
ちょっとだけ口角を上げて、笑顔をつくることからはじめよう!
まず就職してすぐは覚えることも多くて余裕がなく、仕事を続けていくと今度は出会いがなくなっていく。
私の周りには相手と出会えないと嘆いている友達がたくさんいました。
まだ若い方だったのかもしれませんが、大学には行かなかったので、出会いはごく少数に限られていました。
合コンに行くのも良いですし、仕事を変えるのも良いと思います。
絶対に結婚が全てとは思いませんが、もし本当に結婚がしたいというならば、具体的にどんな相手が良いか考え探しにいきましょう。
そして見つけたら必ず離さないこと。
年齢は関係ないと思います。
積極的に来られて迷惑と思う男性はそんなにいないと思います。
その間には自分をみっちり磨きましょう。
まずはどんな自分になりたいか。
それは相手が好きな自分ではありません。
自分がどんな人が好きで、どんな自分でいるのか好きかじっくりと考えるのです。
それが見えてくると、外に出て歩くのが楽しくなる。
みんなに自分を見て欲しくなる、話をしたくなる。
そんなあなたを見てみんなが微笑むでしょう。
そう、常に笑顔でいる事も大事だと思いました。
毎朝の満員電車、ちょっとだけ口角を上げておくのです。
今までいじわるして押して来たおじさんが隙間をあけてくれたりします。
コンビニで商品を受け取った時には 「ありがとう」と思いっきりの笑顔をあげましょう。
すると、相手もにこっと笑ってくれてそこには優しい空気が流れるでしょう。
笑顔はどんな人でも一番の勝負顔だと私は思います。
なのでそれが身につけばきっといつかそんな笑顔を毎朝1番に見たい、いつも見ていたいと言ってくれる相手が見つかると思います。