
人生で3人目の彼が、今の旦那になりました。
最初の恋人は高校1年生の夏にできました。
同じ高校のサッカー部キャプテン、一つ上の先輩で、みんなの人気者でした。
大学に入り、二人目の彼氏は、彼は私より12個年上の社会人でした。
保険会社で働くサラリーマンでしたが、少ない休日を使ってとても一生懸命お付き合いをしてくれたと思います。
そして3人目の彼が、今の旦那となりました。
とくに恋愛で大きな悩みもなく、なんだかスラリと結婚してしまったように思います。
妹が先に結婚していたため、結構プレッシャーがかかっていました。
私が結構したのは30歳になった年。
田舎の出身なので、昔からの友人はほとんど皆結婚、出産は経験済み。
妹に先を越されていたこともあり、両親からのプレッシャーも勝手に感じていたように思います。
よって、かなり焦っていましたが、相手には悟られないよう注意を払っていました。
ディスコで出会い、私が一目惚れしました。
出会ったのは、趣味であるダンスの社交場でした。
社交場というと聞こえはいいですが、いわゆるディスコやクラブと呼ばれる場所。
大抵こういう場所で出会う異性はチャラチャラしているのが関の山でしたが、彼は最初からかなり落ち着いた印象でした。
純粋にダンスが好きだった私と、純粋に音楽が好きだった彼。
お酒を飲むより異性を探すより、ただただスピーカーの前で気持ちよさそうに音楽を聴く彼に、私のほうから一目惚れしたのがきっかけでした。
彼の告白に、私は「なんでやねん!」
ミュージッククラブで、最初に声をかけてきたのは旦那のほう。
しかし私はかなりの恥ずかしがり屋だったので、初対面の男性とは上手に話せず、しどろもどろだった気がします。
しかしその理由は、何を隠そう彼が私のタイプだったから。
なんだか落ち着いたいで立ちと、低い声と、素敵なファッションセンス。
一発で「ああ、好きなタイプだ!」と思いました。
それから夜も更けて、お互い酔っ払ってきた頃に再び声をかけられ、「今度食事でも行きましょう」ということに。
そして3度目の食事で告白され、付き合うことになりました。
3歳年上の彼でしたが、なんだか話せば話すほどまるで年下のような純粋さ。
自分の好きなことにはとことんまっすぐな彼の性格を知り、「ああこの人なら信用できるかも」と思ったことを覚えています。
旦那の告白というのは一風変わっていて、いきなり
「結婚したいと思っているんですが、その前にお付き合いをお願いできませんか?」というものでした。
当時、さほど結婚願望がなかった私にとって、それはあまりに面白く、突然すぎて吹き出してしまい、「なんでやねん!」と突っ込み二人で笑いました。
今でも笑い話です。
お互い夢を持っていたため、ぶつかりながらも分かり合うことが出来た。
もともとあまり結婚願望がなく、同時に、どうしても叶えたい夢を持っていた私。
彼も、仕事とは別に夢を持っており、それを叶えるために、お互い着々と物事を進めていたのが付き合い始めた時期でした。
しかし、同じ境遇からだからなのか、「君の人生は君のもの」「僕の人生は僕のもの」と、二人の関係を俯瞰で見ていた彼。
その感覚が私と近いものだったため、お付き合いから結婚までがスムーズだったんだと思います。
ぶつかることも多々ありましたが、その度に逃げずに、きちんとわかり合おうと努めてくれるのも決め手でした。
こんなにタイプな人と結婚できるなんて、幸せ!
まさかこれほど自分のドタイプの人と結婚できるとは思っていませんでした。
旦那のやるこなすこと、全て優しさに包まれていて、今私はとても幸せを感じでいます。
嫌いなところはもちろんありますが、それもひっくるめて好きです。
自分自身がまず人生を楽しもう
私の場合、結婚のために特に何か努力したという覚えはありません。
もともと「結婚するためにいい女になりたい」なんてことは全く考えず生きてきました。
それよりも尚、自分自身が楽しんで生きていれば、勝手に素敵な人が現れて勝手に家族になるんだろうなぁと思っていたんです。
しかしながら今思えば、私の場合は結局これが正解だったのかなぁと思っています。
私が好きだったストリートダンス、旦那が好きだったブラックミュージック。
この二つが交わるミュージッククラブで出会った二人。
「ほらね、好きなことしてればいい事もあるでしょ?!」という感じ。
旦那と出会うために、ダンスがあったのかなぁなんて考える事もあります。
そう、つまり、先のことを不安に思ったり、別の目的のために何かを無理して頑張ったりすることはないんだ!と思います。
一生懸命、楽しいことを楽しいように続けていれば、どこかでオマケが手に入る。
それは時に素敵な出会いだったり。
そして付き合い始めてからというものも、私のスタンスは変わりませんでした。
彼の理想になろうとすれば、必ずやどこかで無理が生じる。
そうして勝手に努力した気になり、見返りを求めてしまうのが私の悪い癖だったんです。
彼とのお付き合いは、彼自身が至極ナチュラルでいてくれました。
それが故に私も「彼を見習って、無理せず付き合っていこう」と思ったのです。
長く一緒に過ごす相手。
無理したってバレる!これが私の合言葉です!