
高校・大学となかなかじっくり恋愛できた、とは言い切れないと思います。
学生の頃は部活に専念していたので、彼氏ができても自分がスランプに入ると別れたり、大事な試合があると別れるといった感じで、嫌いで別れる事はなく、ずっと追われる恋をしてきました。
大学生になり、時間も出来てから付き合った彼は先輩でした。
でも自分の素直になれない性格がめんどくさく、ヤキモチをやいても溜めて機嫌が悪くなることもあり、すれ違いが生じ別れました。
別れてからは何人か好きな人も出来ましたが、片思いや彼女がいたり、、で実らず、その後付き合ったのが今の旦那でした。
結婚というより、産むか産まないかという選択でした。
結婚に関しては焦りはありませんでした。
私はでき婚だったので、産むか産まないかの選択肢で、結婚するかしないかが決まる状況でした。
まだ22で大学4年だったので悩みました。
年齢もまだ若いし、大学四年はまだ就職のことややりたいことがたくさんあったので、産まない選択肢も考えました。
しかし、2人で話し合い、何日も考え、産む決意、結婚する決意をしました。
バイト先の先輩は、私の理想から程遠い人です。
出会ったきっかけは、バイト先です。
向こうがホールリーダーをしていて、わたしが新人アルバイトとして入りました。
新人のわたしに仕事を教えてくれるたびに、「かわいいね〜」「ご飯食べ行こうよ〜」と毎回誘われるようになりました。
自分の理想とかけ離れている彼のことを好きにもなれず、先輩としてご飯に行く事はありましたが、それ以上の感情はありませんでした。
わたしは高身長、塩顔、そっけない人が好きなのですが、彼の第一印象は「ちいさい」でした。
顔も濃く、ベタベタするタイプでした。
誕生日プレゼントとして「付き合ってあげる」
ご飯に毎回誘われ、「本当にかわいいね」が口癖のように言われていました。
この時に彼に対して思っていた事は「ひつこい」「チャラい」「やさしい」でした。
きっとみんなにもそうなのかなと思っていました。
しかし、わたしがバイトを掛け持ちしていて、バイトからバイトへの移動は迎えにきてくれ、大学にも迎えに来てくれるようになりました。
家にも迎えに来てくれます。
かなり尽くすタイプでした。
彼は実家暮らしで、一度だけ物を取りに行くといって家に上がったことがありました。
その時、ベッドに倒されキスをしました。
かなりわたしは嫌がりました。
向こうは「ごめんね」と言って家まで送ってくれました。
そのあとも、送り迎えやご飯などは毎日のようにあり、自分もそれが普通になっていきました。
その度に「付き合いたい」と言われるようになりました。
毎回毎回わたしは断りました。
でもめげずに毎回言われるので、自分も彼の人柄や今まで尽くしてもらっていることを考え、オッケーをする決意をしました。
その時は、彼氏もいなかったので付き合ってみようかなという感覚でした。
それを思ってから告白されたとき、「電信柱から電信柱までヨーイドンで勝ったらいいよ」と言いました。
しかしわたしが勝つという事態。
その後車で話しているとき、彼の誕生日を迎えました。
それでわたしが「お誕生日プレゼントあげる」といって付き合うことになりました。
「どうしたい?」「おろしたい・・・」
結婚を決意したのは、出産でした。
付き合って3年の時に、妊娠が発覚しました。
予想もしてないことで、まず産むか産まないという選択をしなければならず、産むと決めれば結婚をすることになるので覚悟を決めなければと思いました。
また、結婚をするということは、この人と一生一緒にやって行くことになるので、この人でよいのか考えました。
その時に、学生の時に先生から言われた「女は愛されてなんぼ、追われる恋をしなさい」を思い出しました。
彼は付き合う時から、わたしにたくさん尽くしてくれました。
ここまで尽くしてくれる彼氏は今までいなかったことを思いました。
また、妊娠の検査にも一緒に行ってくれ、悪阻に苦しむわたしの背中をさすって心配してくれました。
妊娠したことが分かると喜んでいました。
しかし、わたしの浮かない顔を見て、「どうしたい?」と聞かれ、「おろしたい」というとわかったと言いました。
しかしわたしも産みたい気持ちはありました。
しかし学生で四年、これからの不安も思うと、産む選択ができず、その気持ちを話し泣きながら2人で話し合いました。
そのやりとりで、この人なら一生わたしも大事にしてくれると確信しました。
そこで、わたしは産む決意をし、結婚を決めました。
ひとりの人生から、家族の人生へ。
結婚をし、子どもが生まれ、幸せです。
家族を持ったという感覚が生まれ、1人のことだけを考えていればよかった過去をくらべ、家族のことを考えるようになりました。
周りからも祝福され、結婚をして子どもを産む決断をしてよかったと思いました。
しかし、結婚をしてから年月が経つと、ピンク色の世界は少しずつ消えて行くものだと感じました。
でも、今でも幸せです。
相手が受け入れてくれる、という経験をたくさんして下さい。
婚活はほとんどしていないので、参考にならないかもしれませんが、自分が結婚したいと思っていた頃、していたことを書きたいと思います。
わたしは子どもが大好きで、大学も保育学科に通っていました。
そのこともあり、結婚願望はかなり強かったです。
実際に婚活パーティーや街コンなどには行ったことはありません。
しかし、相手を探す時は結婚を考えて探していた時期がありました。
よく結婚と付き合うは違うといいます。
その通りだと思います。
彼氏を作るときも、外見や人柄のタイプもありますが、それプラス、包容力や子どもに対してどういうスタンスかということも考えていました。
今の旦那に出会うまではなかなかうまく行かず見つからなかったですが、人は選ぶようにしていました。
結婚を考えるのであれば、相手に対して相手の欲求をどこまで叶えられるかも大事だと思います。
しかし、いいなりになりすぎるのは良くないです。
いいタイミングで、ここまでならオッケーサインを出します。
それを繰り返します。
相手が受け入れてくれるという体験をたくさんすることが大事だと思います。
自分の考えを押し付けることは良くないと思います。
意見を言うにも、相手の話を聞いて、一度受け入れてから話をすることをこころがけていました。
相手は、この人なら一生一緒にいれると思うきっかけが必要だと思います。
でもそのきっかけをものにするのが、日々の彼女に対して思っていることだと思います。
思いやりだったり、相手に対してどこまで受け入れてくれる人かだったり、人間性を見つめ直すことが結婚への近道かもしれません。
相手に求めるだけではなく、まず、相手のことを考え、求められたことへの受け入れを上手くコントロールしていくといいと思います。