バンドメンバーの彼と ”お試し同居” を経て結婚した話

軽音楽部のギター、ドラムと付き合った高校時代。

 

最初の彼は高校2年の時…。

 

何故か案外モテた私でしたが、完全に彼氏と呼べるようになった人は、軽音楽部で知り合ったギターさん。

 

英語だけはトップレベル、それ以外は赤点ギリギリの天才肌の変人(笑)

 

ギターがめちゃんこ上手くて私に洋楽のロックの基本を教えてくれました。

 

同じように東京に出たけれど生活が変わっていったのでいつの間にかちょっと疎遠に。

 

でも彼とは人生の半分を過ぎた今でも友達付き合いをしています。

 

その後、バンドのメンバー募集で知り合ったらドラマーと3年付き合い、彼の二股騒動の後、自然消滅。

 

しばらくして今の旦那様と知り合い、結婚しました。

 

悩みといえば…図々しいかと思いますが、彼氏がいなくて寂しいという時期があまりなく、その気持ちがわからないことです。

 

30歳を過ぎてお互いひとりなら結婚しようかと・・・

 

結婚はあまりするつもりがなかった私です。

 

長く付き合った高校時代の彼とは30歳を過ぎてもお互い独り身だったら一緒になろうか~、などとのんきに話をしてたりして。

 

自分が結婚するとき、その彼にそのことを告げたらショックを受けられて…

 

ああ~もしかしたら本気だったのかな?と。。。

 

女の子バンドにドラムとしてやってきた彼

 

高校を卒業してからはバンドを一生懸命やっていた私です。

 

当時は女の子ばかりのバンドにいたのですが、ドラムとギターを募集していた時に応募してきたのがドラマーの彼でした。

 

最初はボーカルの彼女が、感性が私たちに似ている、逸材だ!と、絶対に入れよう!と言っていて(案外独特のバンドだったので)待ち合わせ場所の駅にドキドキしながら待っていてもなかなか来ない。

 

ならばと私が改札口に向かってエスカレーターを登っていた時に階段ですれ違う。

 

なんとなく「ん?」と感じ、合流したメンバーに呼ばれ、戻ってじっくりと向き合ったときに、ああ~私はこの人と長く時を過ごすんだろうなと感じました。

 

後で聞いたら彼もちょっと同じように感じてくれてたみたいでした。

 

デートは吉祥寺のレコード屋

 

彼はおとなしい感じの人で、自らべらべら話すほうではなく、バンドの中でいじられ役だった私を、いつもにこにこして見ているような感じでした。

 

少しずついろいろな話をしていくうちに、音楽の趣味や好きな作家がかなり似ていることがわかり、お互いにこんなの聞いてみたら~?この本、面白かったよ~と貸し借りをするように。

 

昭和の時代ですので携帯などもなく、固定電話でバンドの練習のない日は長電話をするようになっていきました。

 

途中、一人暮らしでバイト生活の彼はすぐに電話が止まってしまって(笑)

 

話したくても話せない!みたいな日も続き、もっといっぱいいろんな話をしたいな、もっと会って楽しい時間を過ごしたいなという思いが積もっていきました。

 

なので次第にお互いがお休みの日は住んでいる場所の中間点(大抵は吉祥寺でした)で会ってレコード屋回りや本屋さん巡りをし、安いファミレスで一緒にご飯を食べてました。

 

そして何度かしていくうちに私の家でゲームをして過ごしたり、一緒にご飯を作って食べたりするようになっていきました。

 

その時点でお互いなんとなくもう付き合っているのかな~みたいな感じでいたと思います。

 

結婚前の”お試し同居”は必須です!

 

結婚に関しては…時代錯誤かもしれませんが一緒に暮らすのなら結婚を前提に!みたいな思いが私にあったんです。

 

まずはお互い独り暮らしなのだから一緒に暮らそうかとなって、それならば、私はこう思ってるんだけど、と伝えたとこ、それならそれでもいいんじゃないってことになりました(笑)

 

すぐに結婚ということではなかったから、結婚の前に一緒に住んでみるのは彼としてはやっておいたほうがいいことだったみたいです。

 

もちろんダメなら別れればいいやと思っていたわけではなく、あくまでもいきなり結婚よりは絶対に先に暮らしてみたほうがいいと言う観点で。

 

結婚前のお試し同居、これは絶対にやっておいたほうがいいことだと今も思ってます。

 

ずっと一緒に歩いてくれる人ができた、という安心感。

 

結婚することに関して意識したことのない二人が結婚したので、最初はおままごと夫婦と呼ばれてました(笑)

 

一般の夫婦とは全然見た目も生活も違っていたと思います。

 

見た目にもちょっとかわいらしい夫婦たったかと。

 

ごはんも最初は彼が作ってくれてましたので。

 

私としてはずっと一緒に歩いて行ける人が出来たというのが何よりも安心感をくれました。

 

素のままの自分でいられるような恰好や生活をしよう!

 

殴られそうですが、私は自分からコクったこともないし、いつの間にかなんとなくいつも誰かがそばにいたという…。

 

それに対して妹は今も独身なのですが、そんな彼女を見ていて思うのは、白馬の王子さまはこないよ~と。

 

白馬の王子さまは自分で探さないと勝手には来てくれないんだよと。

 

特にがつがつしたことはありませんでしたが、それでも、いつでも自分らしくいれるように服装も髪型も持ち物もキチンを自分の意思で選んでいました。

 

多分一般の流行からはかなり外れていたと思うけど、自分が選んだものだから似合っていたのではないかな~。

 

だから婚活中のみなさんも、流行ってるからとか高いものだからとかじゃなく、自分が身に着けていてホッとできるような、素のままの自分でいられるような恰好や生活を送って欲しいと思います。

 

それによって自分というものがよくわかってくる。

 

自分の価値観がはっきりしてないと、求めるものもわからなくなってしまうから。

 

相手は誰でもいいわけじゃないと思うんです、ならどんな人なら自分は心地いいのか。

 

どんな人と、どんな人生を一緒に送っていきたいのか!

 

そのビジョンだけは明確に持っていて欲しいなと。

 

あとやっぱり笑顔がきれいな人は嫌われないと思います。

 

誰かが何かをしてくれた時ににっこり、ありがとうと言葉がすぐに出てくると、とっても魅力的。

 

そんな素敵な女性になれるよう、いつでも笑顔は磨いていて欲しいです!

 

とりあえず自分で扉は開けないと誰も開けてはくれません。

 

もしこれは!?って思う時があったら迷わず自分で扉を開けていって欲しいです。

 

その行動は絶対に自分の糧になるのだから。