アニオタ同士で意気投合!期限付き婚活を見事成就させました。

初めてできた彼氏はヨーロッパの男性でした

 

10代から社会人になるまで一度も彼氏ができたことはありませんでした。

 

いつも片思いをしては振られるばかり。

 

今思えば、友人としての関係を築く前に告白していたので、振られるのも無理はなかったと感じています。

 

初めての彼氏は、留学先のヨーロッパで知り合った現地の男性でしたが、 おそらく片手間彼女だったと思います。

 

帰国してから自然消滅でした。

 

どうして私が選ばれないんだろう・・・

 

恋愛弱者といわれる立場にありましたが、自分の家庭が欲しい気持ちは人一倍あったので、 焦りよりも「なぜ私が選ばれないのか。」という怒りとも悲しみともつかない感情が常にありました。

 

また、友人の結婚式や子供を見ると悔しくなるので、そっと距離を置くようにしていました。

 

婚活中は、マッチングアプリで出会いを探していた。

 

次の誕生日までに結婚できなければ一生独身でいよう、と決意をし婚活を始めました。

 

主人と出会ったのは、いわゆるマッチングアプリです。

 

男性・女性共に多少コストがかかる分、真面目な人が多かったです。

 

最初の印象は、アプリに掲載されている写真が自分の好みだったからです。

 

また、自己紹介文の丁寧な書き込みが好印象でした。

 

実は2人とも「アニメオタク」でびっくり!!!

 

アプリでカップリングが成立すると、お互いに「一回会ってみて話をしないとわからない。」という考えを持っていたため、10通ほどのやり取りでデートにこぎつけました。

 

初めてのデートはカフェ。

 

先に到着した私は、入り口のすぐ近くの席に陣取っていました。

 

アプリで分かっていましたが、私と主人の居住地は300kmほど離れていました。

 

デートの当日は朝から高速を飛ばして、私の地元に来てくれました。

 

現れた主人は、写真と違い幾分か髪がショートになった、筋肉質の男性でした。

 

プロフィールから理系の研究職でインテリだと思っていましたが、うれしい誤算でした。

 

初めまして~、と定型の挨拶を済ませ、仕事の話を振りました。

 

落ち着いた口調と態度から内面も私の好みに合致していました。

 

が、あまりの高学歴・インテリぶりに自分とは身分が合わないかも…と心配していた矢先に、趣味の話になりました。

 

私は学生のころからディープなオタクをやっていましたが、婚活ではもちろんそれを隠し、 ヨガという、いかにも女性の趣味を前面に出していました。

 

「実は僕…、アニメが大好きで毎シーズンチェックしているんです。」

 

一方主人は、自分の趣味を隠すことなく堂々と言い放ちました。

 

「え?ジャンルは何ですか?」 最近ではライトなアニメ視聴者も多いので注意をして聞き返しました。

 

「美少女ものです!かつては痛車にしてイベントに参加していました!」

 

控え目だった口調から急に熱を帯びた主人の様子に一気に距離が縮まりました。

 

「すごいですね。私も今はかなり足を洗っているんですが、オタクで好きなジャンルは・・・。」

 

主人の素直な告白に、私もオタクだったことを明らかにし、自分が今までハマってきたジャンルについて語り合いました。

 

趣味の話をしていると、あっという間に時間がたってしまいました。

 

婚活で活動している場合の定説は、「初回はカフェデートで顔合わせまで」ですが、 こんなに合う人だとは思っておらず、すぐさま近くの森林公園にお散歩デートに誘いました。

 

散歩中に、今までお付き合いした人のことや、なぜダメになったか、なぜ婚活をしているのかなど深い話をしました。

 

また当時私は、公務員試験の勉強をしていました。

 

「数学・理系の問題がなかなか理解ができなくて困っているんですよ。」 とぼやきに近いことを言った瞬間。

 

「あ、わからないところがあれば何でも僕に聞いてください。教えます。」 そうきっぱり言い切りました。

 

その瞬間私は、この人が絶対いい!と確信しました。

 

私を大切にしてくれる優しい理系男子

 

初回デートの殺し文句で、私は彼と結婚しようと決めました。

 

ポイントは私の理想に一致していたこと。

 

絶対に婚活を1年で終わらせ、ダメなら一生独身と覚悟をしていたからです。

 

私は一回もまともに付き合えたことがない恋愛弱者で、婚活を1年ほど続けていました。

 

しかし、主人と出会う頃には自分の理想の旦那さん像がかなりしっかりと出来上がっていました。

 

私の場合は、「誰よりも私を一番にしてくれる、理系で賢い落ち着いた人。」でした。

 

それ以外の問題(お金・家族などリアルな部分)は、死ぬ気でどうにかすれば何とかなると思っていました。

 

だって今まで振られ続けて、ようやく理想の相手からアプローチされたので。

 

あとは、思いのほか主人からのプロポーズが早かったので、何も迷わずOKをするだけでした。

 

30歳の誕生日、婚活に踏み切って良かった!

 

結婚に関しては、本当に大満足です。

 

理想通りの優しい主人と結婚出来て幸せな毎日です。

 

普通なら気になるお金やお互いの家族のことなども、結局何も問題がなくつつがなく、目通しができました。

 

30歳の誕生日を迎えたあの日、婚活しようと決意をしてよかったです。

 

期限を決めた婚活に時間も労力も割くこと

 

努力したことは、自分の結婚に期限を決めて、その日まではお金も、時間も努力もすべて注ぎ込もうと決意をしたことが一番の努力です。

 

それは、たとえ婚活パーティーで誰ともマッチングしなかろうが、アプリですぐにやり取りが消滅しようが、婚活をし続けたことです。

 

また、不健康ではよくないので、週末や仕事の後は自宅や近所で少しでも運動をするようにしました。

 

必要以上に着飾る必要はありませんが、清潔感だけは重要かと思います。

 

基本はマッチングアプリと結婚相談所に登録をして活動を続けていましたが、条件だけに振り回されないようにしました。

 

特に地方在住者にとっては、アプリでも相談所でも2、3か月すると「この人も見たことがある…」と相手がいないように感じる場面に出くわす可能性が高いと思います。

 

その時は自分の譲れない条件を見直してください。

 

希望年収が高すぎるなら、もう50万さげてみませんか?身長にこだわりがあるなら1㎝ほどなら譲りませんか? ちょっと変えるだけで、出てくる男性は結構変わります。

 

自分の譲れる条件と譲れない条件を今一度見直してみてください。

 

私は、相手の居住地を譲り、新幹線1本で通える都道府県ならOKにしました。

 

相手とのやり取りがまず、メールになるアプリと相談所では、やり取りは多すぎずかつ少なすぎずを心掛けました。

 

30代前後の男性の場合、やはりお忙しいです。

 

21時ごろにようやく一息つく、下手をすると23時に家に着くもザラだと思います。

 

1日片手ほどのリレーでよいのでやり取りをし、なるべく早くにデートをする。

 

ダメならすぐに次に行く。 いつまでもダメな人にはこだわらないようにする。

 

という制限時間を意識した行動も、婚活には大事です。